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掲載日:2024年11月8日

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土門信悠(留学先:アメリカ)

アメリカで学んだこと

僕はアメリカのコロラド州に1年間留学しました。コロラド州は自然が美しく、四季がしっかりありとても過ごしやすい場所でした。また雪がたくさん降り、ロッキー山脈もコロラド州にあるので世界中から人々が訪れる人気のスキーリゾートです。それもあり、現地での生活はとても楽しく過ごせました。しかし、文化の違いや言語の壁などで留学中は常にそれらに苦戦していました。

はじめに、文化の違いは留学中にたくさん感じました。日本文化とアメリカの文化は全く違うことは知っていたのですが、いざ生活をしてみると、自分が思っていたよりも環境が違いすぎて大変でした。一番大きく感じた違いは、意見の伝え方です。日本人は遠回しに自分の意見を言ったり、反対意見を言うのを避けたりする傾向がアメリカと比べると多いと感じました。アメリカ人は自分の意見に非常に自信を持っていて、自分が思ったことはしっかり言っていると現地の方々との会話を通して感じました。学校でのディベートのクラスで、その文化が著しく出ていて、日本で育ってきた僕からすると慣れるのに時間がかかりました。

2つ目に、食文化です。僕が思っていたアメリカの食文化は脂っこくて野菜が少ないイメージがあったのですが思ったよりも健康的で意外でした。それでも日本の食生活よりも油分や脂質が多くて慣れるのがとても大変でした。基本的にじゃがいもが主食という感じがしました。またアメリカ人はコーヒーやお茶(西洋のお茶と日本のお茶は全然違うので、ホストファミリーにとってはあんまり馴染みのない味だったのですが)を気に入ってくれました。

3つ目に年間行事にとても気合があるということです。中でもクリスマス、ハロウィーン、サンクスギヴィングはとても盛り上がっていました。ハロウィーンもクリスマスも家の中も町中も全てその行事の飾り付けをしていて、ラジオで流れている曲などもその行事に合わせていました。ハロウィーンの夜には、小さい子供たちが仮装してお菓子をもらいに行っていました。クリスマスの夜には豪華な食べ物がたくさん出ていました。サンクスギヴィングはアメリカとカナダにある祝日で、主に昔に先住民の方々から知恵をもらった事を感謝する日です。

4つ目は言語の壁です。留学が始まる前から、言語面に関しては必ず苦戦するとは思っていたのですが、現地の方々の話すスピードが早すぎて最初は本当に苦戦しました。日本では一回も聞いたことがない熟語や、クラスでの専門用語などが全くわからなくて、とても苦労しました。しかし苦しいこともたくさんありましたが、楽しいこともたくさんありました。ホストファミリーが旅行が好きなのでラスベガスやグランドキャニオンなど、いろんなところに行きました。アメリカといっても一概と言えず、国土が広いので景色や文化が全然違いました。

この留学を通して、今まで日本で、他の大人に支えられて、生活していたけど、留学中は全て自分でやんないといけなくて、日本にいた時の生活がどれほど恵まれたものだったのかを思い知らされました。また、自分が思っていたアメリカと全然違ったので世界観が広がりました。

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