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掲載日:2018年12月10日
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毎月勤労統計調査は、賃金・労働時間・雇用という勤労者の雇用安定と福祉の向上に密接に関係ある基本統計を作成し、産業別及び規模別にその全体像を把握し、毎月の変動を明らかにすることを目的とする調査であり、労働及び経済に関する基本的な統計の一つである。
本県では、この毎月勤労統計調査の結果を「埼玉県の賃金・労働時間及び雇用の動き-毎月勤労統計調査地方調査結果月報-」として毎月公表しているところであるが、このたび、平成17年の調査結果をとりまとめた。
(1)賃金の動き
平成17年の一人平均月間現金給与総額は、前年比2.3%増の302,735円となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、1.7%増の253,186円となった。
所定内給与は、1.5%増の235,411円となった。超過労働給与は17,775円となり、ボーナス等の特別に支払われた給与は、49,549円となった。
実質賃金指数(名目賃金指数をさいたま市の消費者物価指数で除したもの。平成12年平均=100)は99.5となり、前年に比べ2.6%増となった。
(2)労働時間の動き
平成17年の一人平均月間総実労働時間は、前年比0.2%減の143.3時間となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は、0.3%減の133.6時間となった。所定外労働時間は、1.8%減の9.7時間となった。
出勤日数は前年差なしの18.9日となった。
(3)常用雇用の動き
平成17年平均の推計常用労働者数は、1,792,395人で、このうちパートタイム労働者の占める比率は34.3%であった。
平成17年の常用雇用の動きを、平成12年平均=100とした常用雇用指数でみると、99.9となり、前年比0.4%減となった。
(1)賃金の動き
平成17年の一人平均月間現金給与総額は、前年比3.6%増の334,053円となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、2.1%増の271,324円となった。
所定内給与は、2.1%増の247,984円となった。超過労働給与は23,340円となり、ボーナス等の特別に支払われた給与は、62,729円となった。
実質賃金指数は98.6となり、前年に比べ3.8%増となった。
(2)労働時間の動き
平成17年の一人平均月間総実労働時間は、前年比0.9%減の143.6時間となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は0.9%減の132.0時間となった。所定外労働時間は0.7%減の11.6時間となった。
出勤日数は前年差0.2日減の18.6日となった。
(3)常用雇用の動き
平成17年平均の推計常用労働者数は、1,018,287人でこのうちパートタイム労働者の占める割合は、33.0%となった。
平成17年の常用雇用の動きを、平成12年平均=100とした常用雇用指数でみると、98.5となり、前年比1.2%減となった。
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