令和5年度基地対策に関する要望
令和4年7月15日(金曜日)、埼玉県基地対策協議会は、国の令和5年度予算の概算要求に向けて、北関東防衛局、防衛省、外務省に対して、砂川埼玉県副知事、小谷野狭山市長、富岡朝霞市長ほか4市長等により、基地対策に関する要望活動を実施しました。
概要
要望日時
令和4年7月15日(金曜日)午前10時から午後3時まで
要望先
北関東防衛局、防衛省、外務省(要望順に記載)
※次の省庁は要望書を郵送
内閣官房、総務省、消防庁、財務省、関東財務局、環境省
主な要望と回答
住宅に対する防音工事の拡充
- 要望趣旨:住宅の防音工事の拡充
- 回答趣旨:航空機騒音については大変重要な問題であると認識しており、引き続き、飛行場周辺の騒音状況の把握に努め、騒音の実態を踏まえ、適切に対処してまいりたい。また、地元からの要望に沿えるよう、所要の予算確保に努め、可能な限り早期に工事が実施できるよう更なる事業促進を図り、周辺住民の方々の負担軽減が図られるよう、引き続き努力してまいりたい。
航空機の安全飛行の徹底
- 要望趣旨:入間基地周辺の市街地の現状を考慮した航空機の適正な運用と安全飛行の徹底
- 回答趣旨:自衛隊において、航空機の飛行の安全の徹底に努めているものと受け止めているが、当局としても、引き続き自衛隊に対して安全管理の徹底を求めてまいりたい。
- 要望趣旨:航空機の点検整備を強化・徹底するとともに安全飛行の徹底及び飛行時間帯等について日米合同委員会合意を順守するよう米側に申し入れること
- 回答趣旨:航空機の運用に際しては、引き続き、安全確保に努めるとともに、騒音規制措置をはじめとする日米合同委員会合意を遵守し、周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう米軍に対して申入れを行ってまいりたい。