令和6年度基地対策に関する要望
令和5年7月19日(水曜日)、埼玉県基地対策協議会は、国の令和6年度予算の概算要求に向けて、北関東防衛局、防衛省、外務省に対して、砂川埼玉県副知事、小谷野狭山市長、富岡朝霞市長ほか5市長等により、基地対策に関する要望活動を実施しました。
概要
要望日時
令和5年7月19日(水曜日)午前10時から午後3時まで
要望先
北関東防衛局、防衛省、外務省(要望順に記載)
※次の省庁は要望書を郵送
内閣官房、内閣府、総務省、消防庁、財務省、関東財務局、環境省
主な要望と回答
住宅に対する防音工事の拡充
- 要望趣旨:住宅の防音工事の拡充
- 回答趣旨:航空機騒音については大変重要な問題であると認識しており、引き続き、飛行場周辺の騒音状況の把握に努め、騒音の実態を踏まえ、適切に対応してまいります。また、ご要望に沿えるよう、所要の予算確保に努め、可能な限り早期に工事が実施できるよう更なる事業促進を図り、周辺住民の方々の負担軽減が図られるよう、引き続き努力してまいります。
基地関連情報の提供及び地元自治体への配慮
- 要望趣旨:地方公共団体及び住民に対する基地関連情報の事前提供並びに住民の生活環境に影響が及ぶことがないよう配慮
- 回答趣旨:自衛隊及び米軍の基地に関連する情報については、可能な限り速やかな情報提供に努めてきているところ、今後とも、情報が得られ次第、速やかに説明を行うとともに、周辺住民の方々の生活環境への影響を最小限にとどめるよう自衛隊及び米軍に申し入れを行ってまいります。
航空機の安全飛行の徹底
- 要望趣旨:航空機の整備実施体制の拡充
- 回答趣旨:米軍機の飛行に当たっては、引き続き、米側に対し整備実施体制の拡充を含め安全確保に万全を期するよう努めることを申し入れてまいります。また、万が一米軍機による事故等が発生した際の情報提供については、その状況に応じ、埼玉県下の関係自治体に対しても適切に実施してまいりたいと考えています。自衛隊機の飛行に当たっては、常日頃から航空機の整備・点検に万全を期するなど、安全な飛行の確保に努めていると承知しておりますが、引き続き安全管理の徹底を求めてまいります。