With You さいたま > 講座・イベント > 講座終了報告 > 令和4年度 > 女性リーダー育成講座 女性の声で地域を変えよう(連続9回講座)
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掲載日:2024年12月14日
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第9回 | 令和5年3月11日(土曜日) | ミニ講義 / 成果報告会【公開】 / 修了式 | 10人 | ||||||||||||||||||
第8回 | 令和5年2月5日(日曜日) | With You さいたまフェスティバル 講義(8) 講演会 / ワークショップ | 7人 | ||||||||||||||||||
課外 | 令和5年1月21日(土曜日) | 課題学習個別指導 | 3人 | ||||||||||||||||||
第7回 | 令和5年1月14日(土曜日) | スキルアップ(2)(3) 自己表現スキル | 6人 | ||||||||||||||||||
第6回 | 令和4年12月17日(土曜日) | 講義(7) 修了生による実践報告 / 課題学習(3) 中間発表 | 7人 | ||||||||||||||||||
第5回 | 令和4年11月19日(土曜日) | 講義(6) 女性議員に聞く / 課題学習(2) | 8人 | ||||||||||||||||||
第4回 | 令和4年10月22日(土曜日) | スキルアップ(1) コミュニケーション / 講義(5) 性とからだ | 7人 | ||||||||||||||||||
第3回 | 令和4年9月24日(土曜日) | 課題学習(1) / 講義(4) 災害と女性 | 10人 | ||||||||||||||||||
第2回 | 令和4年8月20日(土曜日) | 講義(2) 男女共同参画基礎講座 / 講義(3) 女性の政治参画 | 14人 | ||||||||||||||||||
令和4年7月23日(土曜日) |
開講式・ミニ講義 / 講義(1) 女性の貧困 |
12人 |
場所:埼玉県男女共同参画推進センター
時間:毎回10時から16時30分
講師:埼玉県人権・男女共同参画課 上木孝子主査
男女共同参画社会の実現に向けての埼玉県の取組についてミニ講義を行いました。令和4(2022)年度から始まった埼玉県男女共同参画基本計画については、その背景と経緯、現状と課題、施策体系、推進指標など、これからの5年間の基本的な考え方が示されました。また、最新のデータにより県内の推進状況が紹介されました。県ではホームページで男女共同参画に関する様々な取組について紹介しており、各地の審議会の公募情報なども発信しているので、地域の女性リーダーとして、ぜひチャレンジしてほしいとのメッセージをいただきました。
8か月にわたり、本講座で学んできた集大成として、成果報告会を開催しました。本年度の課題学習は、「貧困」「政治参画」の分野から各自テーマを設定し、取り組んできました。コロナ禍の中でも、できる限りの学習や調査を行い、約4000字のレポートにまとめました。その内容を一人当たり7分の持ち時間で発表しました。発表後スーパーバイザーの中野先生から一人ひとりに次のステップへとつながるコメントをいただき、また薄井事業コーディネータより全体講評を行いました。受講生は、持ち時間を有効に使い、文字だけでは伝わらない熱い思いとともに成果を語りました。
なお、当日は公開で実施し、9名の一般の方が参加されました。
2022(令和4)年度女性リーダー育成講座課題学習成果レポート概要(PDF:554KB)(別ウィンドウで開きます)
引き続き、修了式が行われました。新井所長から8か月間の受講生の努力へのねぎらいと成果報告の感想を述べた後、レポート提出者10名に修了証が授与されました。最後に、スーパーバイザーとして講座を率いてくださった中野洋恵先生から「きょうからが本当のスタート」という励ましの言葉をいただきました。
コロナ禍のなか、全員がそろう日が限られていましたが、受講生は8か月にわたり積極的に学び、出会い、課題解決に向けて実践できることを考えてきました。それぞれがチャレンジしたこの学びはきっと地域で活かされることでしょう。
講師:弁護士 太田啓子さん
『これからの男の子たちへ「男らしさ」から自由になるためのレッスン』の著者である太田さん。「男らしさ」の呪いから自由に生きてほしい、「男性」というマジョリティの特権を持っていることを自覚して性差別に抗ってほしい、男の子とその親だけでなく、あらゆる立場の人が傍観者にならずに行動していくことが社会を変えていくという熱いメッセージが語られました。
講演会に先立ち、With You さいたまフェスティバルの出展団体によるワークショップにもそれぞれ参加し、視野を広げることができました。
課外プログラムとして、課題学習成果レポートについて個別指導が行われ、3名の受講生が中野スーパーバイザーより個別にアドバイスを受けました。Zoomを利用して指導を受けた受講生もいましたが、資料の提示等も問題なく行われました。
2月末のレポート提出締切に向けて、もうひとがんばりです。
講師:株式会社ボイスクリエーションシュクル 代表取締役 佐藤恵さん
自分の伝えたいことを相手にどう伝えるか。伝える内容と同時に、"伝え方"はとても大切な要素です。視覚情報、聴覚情報など自己表現に当たっての大切なポイントについて実技のトレーニングを取り入れながら具体的に講義いただきました。また、プレゼンテーションの型についても学び、最後には、自分の活動や研究内容について全員が一人ずつ発表し、今日学んだことと課題をそれぞれ確認することができました。
ゲストスピーカー:令和2年度修了生/小森谷由紀江さん、令和3年度修了生/安藤恭子さん・藤井美由紀さん
ファシリテーター:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん (当講座スーパーバイザー)
当講座修了生をゲストスピーカーとしてお招きしました。講座受講中に取り組んだこと、修了後の活動、目指していること、悩んでいることなどについてお話しいただき、その後、中野スーパーバイザーを交えてトークセッションを行いました。それぞれの問題意識や苦労している点などは、現在の受講生とも共通点があり、多くの刺激をいただきました。
コロナの影響で少人数での開催となりましたが、終了後も修了生を囲んで話す様子が見られました。
ファシリテーター:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん
課題提出締切まであと2か月半。課題学習についての中間発表を行いました。発表時間は5分間。限られた時間内で伝えることを体感しました。発表後には、メンバー全員で付箋に良かった点、改善点、疑問点を書き、発表者にフィードバックして意見交換を行いました。中野スーパーバイザーからも一人ひとりにアドバイスがありました。インタビュー調査をしたり文献からテータを検討したり、進捗状況はさまざまですが、工夫して取り組んでいる様子がうかがえました。
講師:和光市議会議員 内山恵子さん・羽生市議会議員 齋藤万紀子さん
ファシリテーター:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん (当講座スーパーバイザー)
当講座修了生の女性議員をお招きしてお話を伺いました。議員になるまでの経緯や現在の活動、目指していること、苦労していることなどを具体的にお話しいただきました。ネットワークを広げながら議員として地域のために活動しているお二人の話は大変参考になり、積極的な質疑応答が行われ、女性が声を上げていくことの意味について考えることができました。
ファシリテーター:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん
小グループに分かれてそれぞれの課題学習の進捗状況について話し合いました。苦労している点や行き詰っている点なども出し合い、メンバー間で積極的な意見交換が行われました。次回の中間発表会に向けて、励まし合いながら引き続き調査研究を進めていきます。
講義・実習:「アサーティブなコミュニケーションとは」
講師:特定非営利活動法人アサーティブジャパン認定講師 渡辺由美さん
自分も相手も尊重しながら自分の気持ちや意見を伝えるためのアサーティブなコミュニケーションを講義と実習で学びました。自分のコミュニケーションのパターンをチェックし、また頼み方や断り方のロールプレイを行って、アサーティブに伝える方法をトレーニングしました。最後に、講師から、自分にも相手にも「自己表現の権利」があることを認めることが対等な人間関係の土台を築くことにつながるとのメッセージをいただきました。
ファシリテーター:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん (当講座スーパーバイザー)
講師 村瀬幸浩さん (元一橋大学講師・日本思春期学会名誉会員)
講演「生理から考える社会課題~「生理の貧困」を起点として~」
講師 塩野美里さん (#みんなの生理 副代表)
講演会「おとなの性教育」に参加しました。親しい間柄でも語り合うことが難しい性やからだについて、性別、世代の異なるお二人が講演と対談をされました。村瀬さんからは、女性の純潔教育として戦後スタートした性教育のこれまでのあり方とこれからの方向性について、塩野さんからは、大学の仲間とともに立ち上げた「#みんなの生理」の活動と生理にまつわる社会課題について学びました。講演・対談の詳細は、「おとなの性教育」報告ページをご参照ください。
ファシリテーター:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん (当講座スーパーバイザー)
今年度は、「政治参画」と「貧困」の分野から各自でテーマを設定して学習を進めています。それぞれ作成してきた課題学習計画書をもとに分野別の小グループでディスカッションを行いました。他のメンバーから質問や意見を聞くことで視野が広がったなどの声が聞かれました。
後半は、中野スーパーバイザーより、調査方法の留意点についてのお話があり、課題学習の今後の進め方について確認しました。
講義:「女性が変えた災害復興」
講師: 薄井篤子 当センター事業コーディネータ
東日本大震災の際のWith You さいたまでの支援や復興支援の具体的な体験、また国内外での動きを踏まえての災害をめぐるジェンダーの課題についての講義でした。災害時には、男女格差、貧困、暴力、虐待など、平常時の社会構造の問題が顕在化します。日頃からジェンダー問題と向き合っていくことが不可欠であり、女性が災害に強い社会を作っていくのだというメッセージが語られました。
ワークショップ:防災ワーク
ファシリテーター: 黒須さち子 当センター事業担当男女共同参画専門員
災害時の避難所運営について3つの事例をもとにワークを行いました。物資の配布や安全対策などの具体的なケースについて、"自分だったらどうするか"をグループで話し合い、全員でシェアしました。男女共同参画の視点を持って避難所運営を行っていくことが、「みんなが安心できる避難所」につながることを学びました。
講義:「男女共同参画基礎講座~ジェンダー統計から考える~」
講師:国立女性教育会館客員研究員 中野洋恵さん (当講座スーパーバイザー)
男女共同参画社会基本法と国内の動向、第5次男女共同参画基本計画の概要をお話いただいた後、政治、労働、教育など様々な分野のジェンダーギャップの現状と背景を、ジェンダー統計を見ることによって学びました。コロナ禍の影響もジェンダー統計を分析することによって明らかになり、問題意識をもって男女別データの経年変化や国際比較を分析することが必要であることを理解することができました。また、実習として、内閣府男女共同参画局「見える化サイト」などの統計データべースにアクセスする体験を通して、客観的データに基づく身近な地域の状況を知ることができました。
講義:「女性の政治参画」
講師:中央学院大学現代教養学部准教授 皆川満寿美さん
日本の女性議員が少ない現状、女性議員を増やす方法、日本の女性の政治関心と行動などについて、国際比較や地域の実例を交えながらの講義でした。今年7月の参議院選挙の分析、1990年代の政治状況と男女共同参画、日本の女性の政治行動などのお話は、私たちがこれからどのように行動していくのかを考えさせられる内容でした。
短い時間でしたが、受講生同士で感想や疑問点を出し合うことで、理解が深まりました。
令和4年度女性リーダー育成講座が、13名の受講生を迎え開講しました。
この講座は、女性の貧困問題など地域の様々な課題の解決に、男女共同参画の視点を持って取り組んでいく女性リーダーの育成を目的としています。
「講義」で幅広い分野の知識を身につけ、「課題学習」で政治参画又は貧困分野の地域課題について各自で調査・学習を進めて成果レポートを作成します。さらに自分の意思をしっかりと相手に伝えるスキルを学びます。コロナ禍の中ではありますが、新たに出会ったこのメンバーで、スーパーバイザーの中野洋恵先生のご指導の下、3月の成果報告会までがんばっていきましょう。
講師:薄井篤子 当センター事業コーディネータ
何故、男女格差がなくならないのか? 私たちの頭の中にある様々な「何気ないバイアス」が無意識のうちに影響を与えているのではないか? アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)をテーマに、講義とワークショップを行いました。自分のアンコンシャス・バイアスに気づき、対処法を理解して仲間とともに乗り越えていくことが社会を変えていくことにつながることを学びました。
また、初めての受講生同士の話し合いは、お互いを知り合うきっかけにもなりました。
講義:「若年女性への社会的支援~困難な問題を抱える女性への支援に関する法律の動向を踏まえて~」
講師:立教大学コミュニティ福祉学部教授 湯澤直美さん
活動報告:
任意団体あれあれあ代表 合同会社のら代表 新井純子さん
自治体国際化協会多文化共生アドバイザー 石井ナナヱさん
コミュニティ食堂そらいろ代表 小林夕紀恵さん
湯澤さんのリモート講義では、女性の貧困の背景にあるジェンダー問題、暴力や性的搾取と若年女性の現状、若者支援政策に求められる視点、これまでの婦人保護事業とこれからの女性支援政策について学びました。
また、活動報告では地域での若年女性支援の実践を多角的に知ることができました。
詳細は、女性の貧困問題講演会終了報告をご参照ください。
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