掲載日:2024年12月24日
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「第75回全国植樹祭」開催までの残り日数をお知らせするカウントダウンボードを、5つの県立工業高校の生徒の皆さんに、埼玉県産木材を使ってデザインから製作まで行っていただきました。
11月14日には「第75回全国植樹祭200日前記念イベント」として「カウントダウンボードお披露目式」を行い、各校の情熱と技が込められた作品を初披露しました。
各校の情熱と技が込められたカウントダウンボードは、県内の駅に設置し、県民のみなさまに開催までの残り日数をお知らせしています。是非ご覧ください。
設備システム科3学年、情報技術科3学年
Irodori Midori ~彩の棚~
彩り豊かな自然と埼玉県の緑をコンセプトとした棚に、カウントダウンタイマーを組み込んだボードを製作しました。棚には、埼玉県の名産品(モニュメント)を展示しています。
スギ
JR浦和駅(中央改札前)
建築科3学年
組子細工で織りなす未来
組子細工という伝統的な技術とソーラーパネルでのLEDを使うことで、古(いにしえ)から未来につなぐ人の技を表現しました。また、色とりどりの和紙で、彩の国の自然(森・川)を表現し、組子細工の紋様は「麻の葉」や「桜」、「楓」など四季を意識したデザインを使用しました。下段には川をイメージした仕上げにするために、和紙ではなく、プラカフィルム障子を張りました。
ヒノキ
JR大宮駅(東西連絡通路・みどりの窓口出入口横)
建築科3学年
彩りの架け橋~埼玉に彩りを~
「彩の国」埼玉は、特色を持った様々な地域が寄り添いながら発展を遂げてきました。土台は幅や奥行きの異なる角材をつなぎ合わせることでたくましい森を表現しました。県の形を緑色に塗り、県章の16個の勾玉の赤と互いに鮮やかに演出させています。虹を配置することにより彩りや美しさを表す言葉の「彩」を表現するとともに、様々な色を持った私たちの橋渡しとなるように願いを込めました。
また、植樹祭の概要、会場、サテライト会場の紹介をしました。今日まで育んできた文化と県民のつながりを感じていただけると幸いです。
スギ、ヒノキ
東武鉄道春日部駅(西改札内)
デザイン科2学年、化学科2学年、建築科2学年、機械科2学年、電気科2学年
新たな森への架け橋
このカウントダウンボードはデザイン科、化学科、建築科、機械科、電気科の2年生が携わり、主に放課後を利用して製作しました。テーマは「新たな森への架け橋」です。全国植樹祭のロゴマークをモチーフとしつつ、川越市の魅力を発信できるようにしました。
また、木材への着色は木目を生かせるように淡くし、虹の上には人と自然の繋がりを表現しています。木工CNCルーターやレーザー加工機を活用して埼玉県のマスコットなどを切り出し、立体的に見えるようそれぞれのパーツを配置しました。お披露目の前日にLEDパネルが表示されないなどのアクシデントもありましたが、無事に設置することが出来ました。
ぜひ、多くの方々の目に留まり、自然環境に関心を持つことに繋がっていたら、製作に携われて本当に嬉しいです。
ヒノキ、スギ
JR川越駅(改札内)
建築科3学年、情報技術科3学年
KIZUNA
木の□は若い世代や色々な人たちの輪を示しています。その輪はいくつもいくつも重なり、めぐりあわせる。そして、やがて大きな木のように成長していくイメージで製作しました。
ケヤキ、スギ、ヒノキ
秩父鉄道熊谷駅(改札内)