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掲載日:2024年12月24日
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就職活動を乗り越えて、新社会人として活躍している先輩たちに聞いてみた!
「何から始めたらいいか分からない」。
「もし自分だけ就職できなかったらどうしよう」。
就職活動を前に、そんな不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、就職活動を乗り越えて新社会人として活躍している先輩たちに直撃インタビュー。
就職活動の進め方とポイントについて聞いてみました。
就活中に自己分析の大切さに気づきました。時間があるときにやっておいた方がいいと思います。
「やりたいこと」の分析は会社選びに、「できること」の分析はESや面接のときの自己PRに役立ちます。
自己分析って、どこまでやればOKなのか分からないですよね。目的を明確にして分析すると効率的ですよ。
「何のために」 「何を分析するのか」 を明確にして効率的な自己分析を目指しましょう。
自己分析を行う目的は2つ。1つは「やりたいこと」や「できること」を明らかにして、自分が活躍できる会社を選ぶ基準をつくるため。もう1つは、志望する会社に対して効果的な自己PRをするための材料を集めるためです。この2つの目的を念頭に置いて自己分析すれば、迷うことはありません。
採用担当者は「自社で成果をあげてくれるかどうか」という視点で学生を選考します。成果は ①能力、②情熱、③価値観の掛け算です。「私は御社で成果をあげられます」ということを伝えるために①自分の能力(何が得意か)、②モチベーションタイプ(どんなときにやる気が出るか)、③価値観(何を大切にしているか)を分析しましょう。分析を進めていくと自分の「やりたいこと」や「できること」も自然に見えてきます。
興味があるところに片っ端からエントリーしていたら、スケジュールが無茶苦茶に。計画的な会社選びを。
合説でたくさんのブースを訪問して話を聞くことで、世の中にはいろんな会社があることを知りました。
陸上部のマネージャーの経験から「仲間をサポートする営業事務の仕事」を志望。過去の経験から就活の軸を決めるといいですよ。
「やりたい」「できる」 の両方を満たす「軸」 を定めると、会社選びに迷いがなくなります。
「やりたい」ことで会社選びをする人が多いのですが、忘れてはならないのが「できる」かどうかという視点。いくらやりたい仕事でも、その業務を遂行する能力がなければ、成果をあげることはできません。会社で「不要」のレッテルを貼られて辛いのは自分自身。そんなことにならないよう「自分が成果をあげられる会社=自分の能力を生かせる仕事ができる会社」を見つけましょう。
何万もの会社からエントリーする会社を探すのは大変な作業です。「やりたい」「できる」の両方から導きだした「軸」を決めて、キーワード検索などを使って会社選びを行いましょう。名前を知っている会社や大手企業から選ぶのではなく、軸から探していくことで、自分に合う(活躍できる)会社を発見することができます。
面接で「当社のどこに魅力を感じましたか?」と聞かれしどろもどろに。説明会でしっかり話を聞いておくべきでした。
面接で落ちたところには二度と挑戦できません。きちんと面接対策してから受けないと、チャンスを逃してしまいますよ。
実際に会社に行ってみることが大事。どんな先輩がいて、どんな社風か肌で感じられるので、良かったです。
会社が発信する採用情報は膨大な量。
何を読み取るか、ポイントを絞って研究しましょう。
会社研究の目的は2つです。1つは、その会社で自分が成果をあげられるか(=活躍できるか→幸せな社会人生活を送れるか)を見極めるため。もう1つは、その会社に入社するための戦略を立て、自己PR の十分な準備を行うためです。
2つの目的を達成するために、以下の項目にポイントを絞って会社研究を行いましょう。①会社の事業内容と強み、②仕事の具体的な内容(自分がやりたい仕事か、できる仕事か)、③求める人物像(その会社で成果をあげている人はどんな人か)、④ビジョン(何を目指しているのか)、⑤価値観(何を大切にしているのか)、⑥社風(どんな人が働いているのか)。この6つの項目から、自分にマッチした会社かどうか、入社するには自分の何をアピールすべきかを検討できます。
エントリーシートに書いたことを面接で聞かれました。選考って、ESから始まっているんだなと実感。
自分の長所の中から、会社によって違うものを選んで自己PRしたら、面接突破率が上がりました。
一般常識テストや能力テストは、事前対策しておかないと全然答えられません。就活が始まる前にしっかり勉強を。
選考方法はいろいろでも、評価しているのは 「自社の求める人物像にマッチしているかどうか」 の1点のみ。
企業が学生を選考する方法はさまざまです。エントリーシートや履歴書などの「書類選考」、適性テストや能力テストなどの「筆記試験」、個人面接、集団面接、グループディスカッションなどの「面接試験」などがあります。中でも面接は人物の本質を評価できるため、企業が最も重視している選考方法です。
評価基準は企業によって異なります。失敗を恐れずどんなことにもチャレンジする人を高く評価する会社もあるし、逆に、慎重な人を評価する会社もあります。迅速に行動できる人を求めている会社もあるし、おっとりしていても持久力がある人を求める会社もあります。つまり100社あれば100通り。企業によって選考方法が異なるのは、評価基準が異なるからです。
練習で面接を受けるという人もいますが、時間がもったいないと思います。1社1社真剣に勝負しましょう。
面接のマナーは事前に身につけておきましょう。「怠慢な人だな。社会人としても期待できない」と思われます。
相手は大人です。ウソはばれます。自分を良く見せようと作り話をするのはやめましょう。
面接ではそれまでの準備が大切。
面接官の視点に立ってみて、質問にどう答えるか考えましょう。
面接官が知りたいのは、「この人は、当社で成果をあげてくれるかどうか」の1点のみ。「私はこの会社で成果をあげられる要素を持っています」ということを、「大学で力を入れたことは?」「どんなアルバイト経験がありますか?」といった質問に答える形で、エピソードなどを交えて伝えることが大切です。だたし、評価基準は企業によって異なります。面接を受ける会社をしっかり研究して的を射た回答をしてください。
面接では、自分のことをありのままに伝えることが基本。そのためには自分のことをよく理解しなければなりません。また自己分析で得た情報の中から何を伝えるのかを考え、会社ごとに合わせた自己PRのストーリーをつくっておく必要もあります。面接のその瞬間だけ何とかすればいいというわけではなく、それまでの準備がとても重要なのです。