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教育委員会

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ページ番号:224157

掲載日:2023年12月14日

《開催終了》県民とともにつくる新県立図書館ワークショップ

埼玉県教育委員会では、新埼玉県立図書館基本構想の策定に向けて検討を進めています。このたび、新しい県立図書館にふさわしい機能・サービスを県民の皆さまとともに考える機会として「県民とともにつくる新県立図書館ワークショップ」を開催しました。

ワークショップとは、参加者同士の共同作業や対話を通じた学びや創造、問題解決などの手法の一つです。今回のワークショップでは、未来の県立図書館の使い方を楽しく真剣に考えていただきました。

老若男女の笑顔写真

開催状況

開催日 : 令和4年8月20日、9月10日、9月28日、10月15日

参加人数 : 延べ43人

第1部の様子

さいたま市、熊谷市、オンラインの3つの会場で開催されました。

CUT-UPS(カットアップス)」不要になった雑誌を使って、自分が思い描く図書館のイメージに合う写真や文字を手でちぎり、大きめの紙に並べる。ペアになった参加者とそれを選んだ理由やそこから発想したアイデアなど、思いを話しながら、切り取った写真や文字を紙に貼ったり、ペンで書き加えていく。

第1部第1回雑誌を選んでいる参加者

話す」ペアで話し合ったことを、他の参加者にも話す。他の参加者の話を聞く。

第1部第2回2人組で話す参加者第1部第2回2人組で話す参加者2

書く」自分の考えを一枚の紙に書く。

第1部第2回自分の考えを発表する参加者

発表」自分の考えを他の参加者に伝える。

レストランのようなマットやメニューのような次第を使った楽しい雰囲気づくりや、スクライビング(長い模造紙のような紙にイラストで記録する)や動画による振り返りの工夫が行われました。

第1部第1回テーブルセッティング

テーブルセッティング

 

第1部第2回イラストで記録している様子

スクライビング

 

動画でワークショップを振り返る様子の写真

リアルタイムビデオによる活動の振り返り

 

第1部のまとめと第2部のねらい

第1部ではこのような意見がでました。

第1部で得られた意見を踏まえて、ミライの県立図書館像をより具体化していくため、

「第1部での意見」から、特に具体的な内容を検討してみたいものを各グループでピックアップします。

そして、それぞれを実現するために必要なサービス、空間、人材等について話し合います。

その際、以下のような視点を意識していただきました。

市町村立図書館ではなく、県立図書館だからこそできることは?

現在利用してない層、利用が少ない層の利用につながりそうなことは?

県民、利用者として主体的に関わることで実現できそうなことは?

第2部の様子

さいたま市の会場及びオンラインで開催されました。

ワールドカフェ

6つのグループ(会場の4つのテーブル、オンラインの2つのグループ)に分かれ、特に掘り下げたいアイデアを選び、その理由(Why?)を話す。

グループで特に掘り下げたいアイデアを選ぶ。

選んだアイデアを実現するための方法・サービス等(How?)について話し合う。
グループのメンバーを入れ替えて話し合う。(繰り返し)

テーブルを旅したメンバーは、元のテーブルに戻ってくる。

発表

テーブルごとに選んだアイデアの理由や具体化する方法を発表する。

こんな新県立図書館を使いたい

浦和会場テーブル1

調べるだけでなく、その場でディスカッションまで行える図書館

Why?  学習効果が高まり、課題解決のための案が生まれやすい。

How?  学習スペース、ディスカッションできるスペース、気軽に話し始められる場を設置。専門家を紹介するマッチングアプリを導入。アウトプットまでを支援。

浦和会場テーブル2

実際のアイデアのアウトプットまで支援できる図書館

Why?  インプットの場という側面が多いので、その先が見られると面白そう。

How?  企業や団体とコラボ/アドバイザーを配置。アクティブラーニング室を設置。閲覧室以外にもPC・ネットを整備・市民大学開催、成果の発表機会創出など。

浦和会場テーブル3

県域全体に一括で電子書籍を提供するなどICTが充実した学校図書館支援センター

Why?  自治体格差が激しい状況で、学校図書館の支援も県立図書館の役割。

How?  今は個々にばらばらな図書館を支援。全国デジタル図書館を設置。運営チームを作って実現。

浦和会場テーブル4

リアルと仮想空間の図書館の双方の利点を活用した図書館

Why?  リアルだけでは足りず、仮想空間だけだと利用者が限定されうる。利用者を呼び戻す県立ならではの発信が必要。

How?  双方のメリットを活かせる組み合わせ。デジタルアーカイブ構築・DXを実現するような場/開かれた場を創出。

オンラインルーム1

地域・知識・旅・遊び・学び・趣味・音楽・医療など、埼玉県のことなら全てわかる図書館

Why?  県全体のことは県立図書館が取り組むしかない。

How?  国会図書館にしかないもの、リーフレット・ミニコミ誌など県内で発行したものも収集。専門的な司書がまんべんなく収集。市町村立図書館と役割分担。

オンラインルーム2

文武両道(カルチャー&スポーツ施設との複合化による)ハイブリッド図書館

Why?  利用者拡大のため、様々な人が興味を持てる新しいメニューが必要。

How?  県立図書館ではないネーミング。他施設とのコラボ/24時間サービス。体を動かすことと資料や学びを結ぶイベント。自然や静寂の中の読書環境、丸一日どんな人でも過ごせる施設を整備。

その他のアイデア

アクティブラーニングを支援できる図書館

市町村立図書館のモデルになれる図書館

来館経験のない潜在的利用者をターゲットとする図書館

その人にとって発見や知識に出会える図書館

埼玉県全体のコミュニティの拠点

それぞれの人が好きな様に過ごせるような空間を持つ図書館

第2部開催概要(PDF:1,443KB)

募集時の情報

対象  

13歳以上(第1部と第2部の両方に参加できる方)

日時

第1部

次の第1回から第3回までのいずれか1回にご参加ください。

  • 令和4年8月20日(土曜日)13時30分~15時30分
  • 令和4年9月10日(土曜日)13時30分~15時30分
  • 令和4年9月28日(水曜日)18時00分~19時30分

第2部

  • 令和4年10月15日(土曜日)13時30分~15時30分

場所

名称

第1部第1回:埼玉カンファレンスセンター ロイヤルパインズホテル浦和会議室1+2

第1部第2回:熊谷市男女共同参画推進センター「ハートピア」会議室

第1部第3回:オンライン参加(Zoom)

第2部:埼玉カンファレンスセンター ロイヤルパインズホテル浦和会議室1+2

所在地

埼玉カンファレンスセンター ロイヤルパインズホテル浦和会議室1+2:さいたま市浦和区仲町2-5-1

熊谷市男女共同参画推進センター「ハートピア」会議室:熊谷市つくば3-202 ティアラ21 4F

 

電話番号

 

株式会社図書館総合研究所

03-3943-7101

ファックス番号

03-3943-8441

費用

無料

申し込み

第1部ワークショップで第1回を希望される方は8月12日まで、第2回を希望される方は9月2日まで、第3回を希望される方は9月21日までに、参加申し込みフォームからお申し込みください。参加申込書によりファックス03-3943-8441でもお申込みできます。

チラシ・申込書《受付は終了しました》

関連リンク

お問い合わせ

教育局 生涯学習推進課 社会教育施設企画調整担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 職員会館5階

ファックス:048-830-4964

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