トップページ > 埼玉県議会トップ > 議会広報 > トピックス > 県議会トピックス-令和3年度- > 令和3年度埼玉県戦没者追悼式に梅澤佳一議長と岡地優副議長が出席
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掲載日:2024年10月31日
10月23日(土曜日)、梅澤佳一議長と岡地優副議長が令和3年度埼玉県戦没者追悼式に参列しました。梅澤議長は県議会を代表して追悼の言葉を述べ、戦没者を悼み、平和を祈念しました。
令和3年10月23日(土曜日)10時30分~11時30分
埼玉会館 大ホール
本日ここに、埼玉県戦没者追悼式が、多くのご遺族の皆さまのご参列のもと、厳かに執り行われるにあたり、県議会を代表いたしまして、戦没者の御霊に謹んで追悼の言葉をささげます。
熾烈を極めた先の大戦では、祖国日本を、そして故郷埼玉に残した愛する家族を守るため、多くの方々が戦地でその尊い命をささげられました。
また、終戦前夜に、本県で最大の犠牲者を出した熊谷空襲など、戦災により、幾多の県民のかけがえのない命が奪われました。
このことは、私たちにとりまして、永遠に忘れることのできない、深い悲しみであります。
失われたものは余りに大きく、哀惜の念に堪えません。
戦没者の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
英霊となられた方々や、戦禍に巻き込まれた方々の愛する祖国と家族への断ちがたい思いや、無念なお気持ちに思いを致しますと、万感胸に迫り、誠に痛恨の極みでございます。
また、最愛の肉親を失われたご遺族の皆さまのご心情を拝察いたしますと、悲痛の思いが胸に迫ってまいります。
こうした深い悲しみの中、ご遺族の皆さまは、幾多の試練に耐えながらご家族を守り、そして、祖国日本の復興に力を尽くしてこられました。
今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆さまの尊い犠牲と、ご遺族の皆さまのたゆまぬご努力の上に築かれたものであることを、我々は決して忘れてはなりません。
悲惨な戦争から学んだ教訓を風化させることなく、平和の尊さを後世に伝え、とわに守っていくことが、今を生きる私たちに課せられた重大な責務であります。
国外に目を向けると、隣国・北朝鮮は、国際社会の度重なる警告にもかかわらず、弾道ミサイル等の発射を強行しております。
繰り返される一連の行為は、全国民の平和への願いを踏みにじるものであり、私たちの悲しみと憤りは言い尽くすことができません。
私たち県議会は、我が国独自の制裁措置をより一層強化し、北朝鮮に問題の解決に向けた具体的行動を強く促すよう国に対して働きかけています。
ここに改めて、戦没者の皆さまの祖国発展への思いを深く心に刻み、安心して暮らすことができる、平和で豊かな郷土埼玉を築いていくために、全力を尽くすことを、御霊の前にお誓いいたします。
結びに、英霊各位の安らかなご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまのご健勝、ご多幸を心から祈念申し上げ、追悼の言葉とさせていただきます。
追悼の言葉を述べる梅澤佳一議長
献花をする岡地優副議長
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