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掲載日:2024年12月2日
10月24日(土曜日)、田村琢実議長が小久保副議長とともに令和2年度埼玉県戦没者追悼式に参列し、県議会を代表して追悼の言葉を述べました。
令和2年10月24日(土曜日)10時30分~11時30分
埼玉会館 大ホール
本日ここに、埼玉県戦没者追悼式が、多くの御遺族の皆様の御参列のもと、厳かに執り行われるにあたり、県議会を代表いたしまして、戦没者の御霊に謹んで追悼の言葉を捧げます。
熾烈を極めた先の大戦では、祖国日本を、そして故郷埼玉に残した愛する家族を守るため、多くの方々が戦地でその尊い命を捧げられました。
また、戦災により、幾多の県民のかけがえのない命が奪われました。
このことは、私たちにとりまして、永遠に忘れることのできない、深い悲しみであります。
失われたものは余りに大きく、哀惜の念に堪えません。
戦没者の方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。
英霊となられた方々や、戦禍に巻き込まれた方々の愛する祖国と家族への断ちがたい思いや、無念なお気持ちに思いを致しますと、万感胸に迫り、誠に痛恨の極みであります。 また、最愛の肉親を失われた御遺族の皆様の御心情を拝察いたしますと、悲痛の思いが胸に迫ってまいります。
こうした深い悲しみの中、御遺族の皆様は、幾多の試練に耐えながら御家族を守り、そして、祖国日本の復興に力を尽くされてこられました。
今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲と、御遺族の皆様のたゆまぬ御努力の上に築かれたものであることを、我々は決して忘れてはなりません。
悲惨な戦争から学んだ教訓を風化させることなく、平和の尊さを後世に伝え、永久に守っていくことが、今を生きる私たちに課せられた重大な責務であります。
ここに改めて、戦没者の皆様の祖国発展への思いを深く心に刻きざ み、安心して暮らすことができる、平和で豊かな郷土埼玉を築いていくために、全力を尽くすことを、御霊の前にお誓いいたします。
結びに、英霊各位の安らかな御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様の御健勝、御多幸を心から祈念申し上げ、追悼の言葉とさせていただきます。
追悼の言葉を述べる田村琢実議長
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