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掲載日:2023年7月14日
Q 伊藤はつみ 議員(共産党)
医療的ケア児は必ず大人になっていきます。ある19歳のお子さんを持つ保護者からは、特別支援学校高等部卒業と同時に障害児通所支援などが使えなくなり、振り出しに戻ってしまった。生活介護も、就労支援も、人工呼吸器使用のため事業所等の選択肢もない。やっと受け入れてくれた施設も人員不足で、子供はずっと1人で置いておかれたまま、こういう声が寄せられています。
医療的ケア児等支援センターは、こうした18歳を超えた障害者にも対応してくれるのか、県の担当者に確認したところ、19歳、20歳になってもセンターは対応するとのこと。それであれば、医療的ケア児(者)支援センターとして18歳を超えてもきちんと対応すると示していただきたいのですが、知事いかがでしょうか。
A 大野元裕 知事
医療的ケア児支援法では、法で規定する18歳に達し、又は高等学校等を卒業したことにより、医療的ケア児でなくなった後も引き続き雇用又は障害福祉サービスの利用に係る相談支援が必要な場合は、医療的ケア児等支援センターの支援の対象と規定をされています。
また、県が実施するレスパイトケア事業などにおいても18歳以上の方々を対象としております。
県といたしましても、小児から大人へ移行する際に支援が途切れてしまうという声もお伺いしておりますので、改めて、医療的ケア児等支援センターは18歳以上の方も支援の対象としていることを周知してまいります。
医療的ケア児等とその御家族のライフステージが変わっても安心して生活ができるよう、関係機関と密接に連携を図り、切れ目のない支援体制の構築に向けて取り組んでまいります。
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