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掲載日:2022年10月19日
Q 杉田茂実 議員(自民)
私の地元熊谷市南東部を南北につなぐ地域の重要な生活に欠かせない道路です。平成15年には国道17号から広域農道までの区間が整備され、当時、木製の冠水橋であった久下橋が現在の立派な橋に架け替えられ、利便性や防災機能の向上、交通渋滞の緩和など大きな整備効果をもたらしています。
一方、国道17号の北側では、この県道とつながる熊谷市道の都市計画道路第二北大通線が令和元年に全線開通しており、ますますこの県道の役割は大きくなり、利用者が増えています。現在、県により広域農道から東松山市内の国道407号までのバイパス整備を進めていただいており、令和元年には広域農道から南へ約1.2キロメートル区間が開通いたしました。
しかし、熊谷市から東松山市方面へ向かうと、大里中学校を過ぎた先は現在事業中でバイパスがつながっていないため、一旦現道に戻り国道407号まで行かなければなりません。この現道は幅員が非常に狭く、歩道は一部のみ設置されている状況のため、バイパスの完全完成を望む声が私のところにも数多く届いています。
そこで、県道冑山熊谷線バイパスの事業中区間の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
このバイパスは、東松山市内の国道407号から熊谷市内の久下橋南側の広域農道に接続する約2.3キロメートルの道路で、熊谷市側から東松山市側に向けて整備を進めております。
このうち、広域農道から南の熊谷市道大里70号線までの約1.2キロメートルの区間は、ラグビーワールドカップ2019の際のアクセス道路として重点整備を行い、令和元年7月に開通いたしました。
現在、熊谷市道大里70号線から国道407号線までの約1.1キロメートル区間について事業を進めており、この区間の用地買収率は87%となっております。
令和3年度からは、和田吉野川に架かる橋梁の下部工事や交差する国道407号の道路拡幅工事を実施しており、工事進捗率は22%となっております。
令和4年度は、引き続き用地買収を進めるとともに、残る橋梁下部工事や用地がまとまって取得できた箇所から道路改築工事を実施してまいります。
今後とも、地元の皆様の御理解と御協力を頂きながら、バイパスの早期完成に向けて事業を推進してまいります。
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