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掲載日:2023年7月10日
Q 高橋政雄 議員(自民)
今回の新型コロナウイルス感染症の対応において、埼玉県が人口比で日本一医師の数が少ないことが大きく問題指摘されております。もっと早く順天堂大学医学部附属病院が開業していれば、今回のコロナ禍対応にも役立ったのではないかと、残念至極でもあります。浦和美園の地に予定されているその大学病院の整備は、800床の病床、大学院、看護学部、更には放射線治療施設など、研究、教育、高度医療機能を有するとても大きなプロジェクトです。
そもそもその大学病院の誘致は、我々自民党県議団が国の岩盤規制である病床規制に風穴を開けたからこそ実現できたものです。これまで整備を応援する立場から、本会議の場で同僚議員から幾度も質問がなされてきました。一体いつになったら開業するの。大学病院は単なる地元の総合病院ではありません。医師派遣ができる拠点となります。医師派遣を願う多くの病院、患者、一刻も早く開業を願う多くの県民がいることを肝に銘じて取り組んでいただきたい。保健医療部長に進捗状況、そしていつ開業できるのかをお伺いします。さいたま市が、順天堂大学がは聞きたくないです。はっきりとお答えいただきたい。
A 関本建二 保健医療部長
順天堂大学の病院整備計画につきましては、これまで医療審議会の御了解のもと事業の遅延を認めて参りました。
この間、大学は、さいたま市地域医療構想調整会議に参加し、地元医療関係者に対し、医師派遣の拠点であること、大学院、看護学部、放射線治療施設を併設することなど、新病院の医療機能を説明して来られました。
本年に入り、新型コロナウイルス感染制御のため、学内の会議を自粛、国や東京都の要請に応じて患者を受け入れ、大学を挙げて治療に当たっておられます。
このような中においても、医師を含めたプロジェクトチームにより、医療機能や教育・研究内容、人員計画などを詳細に検討し、今年度のさいたま市地域医療構想調整会議の場でこれらを示したいと鋭意作業中と伺っております。
開業時期につきましては、第7次地域保健医療計画の終期である令和6年3月までの開業を前提に協議を進めているところです。
県議会のお力添えで獲得した800床であります。医師派遣を願う多くの病院、患者、一刻も早く開業を願う県民がいることを肝に銘じ取り組んでまいります。
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