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掲載日:2020年3月31日
Q 安藤友貴 議員(公明)
私が平成30年6月議会で一般質問いたしましたが、当時、本県ろう学園教員の全国手話検定2級以上の資格者が5名であり、全体の2.7%でありました。鳥取県の54.7%と比較して、あまりにも低いことを指摘いたしました。小松教育長より、「全国手話検定の取得に向けて、学習教材の充実に取り組み、手話能力の向上を図ってまいります」との答弁がありました。手話言語条例第11条には、「教員の専門性の向上性に努める」とあります。あれからどれくらい、ろう学園教員の手話能力が向上したのか、教育長にお聞きいたします。
A 小松弥生 教育長
聴覚に障害のある児童生徒が、豊かなコミュニケーションを通じて学び成長するためには、手話は大変重要でございます。
ろう学園教員の、手話能力の向上を図るべきとの議員の御提案を踏まえ、昨年度、全国手話検定の解説集や、DVDによる教材を購入し、学習環境を整えました。
また、今年度から新たに、全国手話検定の資格取得に向けた補助制度を新設し、校長から教職員に対して、制度の趣旨を丁寧に説明し、受験について働きかけてまいりました。
その結果、この補助制度を利用して多くの教員が受験し、2級以上の資格取得者は、平成30年度当初は、5名でございましたが、2月25日現在、17名へと増加しております。
今後も、資格取得の促進に継続して取り組むとともに、経験や技術に応じた手話研修会や、手話通訳士によるワークショップなどの充実を図り、ろう学園の教職員の手話能力の向上にしっかりと取り組んでまいります。
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