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掲載日:2022年10月12日

令和元年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(立石泰広議員)

芝川改修事業と川口都市計画道路本町元郷線の中央橋改修事業について

Q   立石泰広  議員(自民

川口市本町地区における都市計画道路日光東京線、一般国道122号の本町ロータリー交差点は埼玉県の玄関口として交通量が非常に多く、複雑な形状になっており、渋滞が激しく、大変危険な交差点であります。このため、県では平成30年度から渋滞対策、歩行者の安全確保を目的に交差点改良など、街路整備事業に着手したところであります。
一方、この交差点の東に接続する川口都市計画道路本町元郷線の街路整備事業は、10年以上、事業進捗が図られていないのが現状であります。とりわけ、一級河川芝川に架かる中央橋は、昭和36年に架設された橋りょうであり、老朽化が進み、防災上の観点からも早期対策が求められています。この一級河川芝川の改修は、昭和56年度から埼玉県と川口市が一体となり整備促進を図っている事業で、中央橋付近の改修は川口市の管理区間となり整備され、事業完了時には県へ管理移管されるものと聞き及んでおります。
こうした中、先般、地元川口市の6月定例市議会でも自由民主党、関裕通市議会議員から、県が行う本町ロータリー交差点改修事業の進捗に合わせ、街路整備事業を効果的に整備すべきとの一般質問がなされるなど、地元からも強い要望が出されています。川口市では、河川改修事業と街路整備事業の連携により中央橋の改修を行う計画で、現在、埼玉高速鉄道の地下トンネルへの影響など、隣接する環境の変化に対応すべく、調査を行っていますが、河川拡幅用地でもある買収に目途が立たず、交渉が難航しているとのことでした。河川改修や中央橋の架換えなど、川口市が行う事業であるものの、難航する事業用地の問題に目途が立てば、大きく進展するものと考えます。
公共事業の促進を図る上で、こう着する要因の解消に向け、県の協力も重要であると考えますが、県土整備部長の御見解を伺います。

A   中村一之   県土整備部長

都市計画道路本町元郷線のうち、本町ロータリー交差点からエルザタワーまでの350メートル区間は、川口市が平成9年度から事業に着手しております。
事業着手後順調に用地買収を進めてきましたが、芝川に架かる中央橋の架替え及び芝川改修に必要な拡幅部分の交渉が難航しており、事業が停滞していると伺っております。
これらの事業を促進するためには、事業主体である川口市が権利者と交渉を重ね、事業への協力を得る必要があります。
県では用地事務に関する多くの経験があり、これまでも市町村から様々な用地取得に関する相談を受けております。
県といたしましては川口市の事業が円滑に進むように、用地の困難案件の解決に向けて、適切な助言などの支援を行ってまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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