環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究評価の取組 > 平成26年度第2回研究評価 > H26第2回審査会コメント2/研究課題(土壌 H24-H26 地中熱利用のための地下熱環境)

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掲載日:2023年1月12日

環境科学国際センター研究課題(土壌・地下水・地盤担当/H24~H26)

地中熱利用のための地下熱環境評価手法と熱応答試験装置の開発

(土壌・地下水・地盤担当:濱元、八戸、白石、石山;環境放射能担当:佐竹/H24~H26)

 地球温暖化やエネルギー問題の解決には、再生可能エネルギーの利用が大きな役割を担っている。近年、地中熱エネルギーシステムが県内でも導入され始めているが、まだ普及には至っていない。その原因の一つに、設置点の採排熱量を事前に把握するのが難しいことが挙げられる。採排熱量の把握には、「熱応答試験」が有効であるが、国内では、まだ一般的ではない。そこで本研究では、簡易な熱応答試験装置を作成し、試験条件等の検討を行うことで「熱応答試験」の簡便化・効率化を提案することを目的とする。

《研究の概要》(PDF:131KB)

 

平成26年度第2回研究審査会コメント

研究課題

  地中熱利用のための地下熱環境評価手法と熱応答試験装置の開発

研究審査会コメント

  • 純粋な研究というよりは、技術開発重視である。しかし、技術開発の発展により純粋な研究面も発展するものであり、まずは、実用化を目指すことが目標であろう。
  • 様々な土質条件でのデータやボーリング孔を使用した検証データを積み上げることで新たな学術的な課題や実用化を図る上での課題も見えてくると推察される。
  • 新しい測定技術として充分に評価できる。また、今後の発展が期待される研究成果が得られている。
  • 地中熱の活用に寄与する試験・測定法の開発であり、実証レベルの実験を行い、実用技術としての確立が期待される。
  • 熱応答試験装置は、独創性が高い技術である。

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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