環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究評価の取組 > 平成26年度第2回研究評価 > H26第2回審査会コメント1/研究課題(土壌 H24-H26 海成堆積物の風化メカニズム)

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掲載日:2023年1月12日

環境科学国際センター研究課題(土壌・地下水・地盤担当/H24~H26)

海成堆積物の風化メカニズムと土壌汚染リスク管理に向けた検討

(土壌・地下水・地盤担当:石山、八戸、濱元、白石;水・土壌研究領域:細野/H24~H26)

 海成堆積物は、掘削後、一定期間大気中で放置されると、含有される硫化鉱物が風化して酸性土壌へと変化し、鉛やカドミウムなど様々な有害重金属類が溶出することが知られている。この対処方法としては、有害重金属類の不溶化処理のほかに、風化の進行を抑制した上で敷地内に埋め戻すリスク管理手法の適用が有用である。本研究では、海成堆積物に含まれる硫化鉱物の風化メカニズムを解析し、土壌汚染リスク管理手法を開発することを目的とする。

《研究の概要》(PDF:128KB)

 

平成26年度第2回研究審査会コメント

研究課題

海成堆積物の風化メカニズムと土壌汚染リスク管理に向けた検討

研究審査会コメント

  • 政策に直結させるためには、さらに定量化を詰める必要がある。極めて難しいことであるものの、是非実践していただきたい。
  • 従来法と比較し、貝殻類を使用することにより低コスト・容易な作業で溶出抑制が可能であると考えられる。
  • 学術的並びに工学的に、今後の発展が多いに期待される内容である。
  • 実際の土木現場での土壌地盤改良手法として実用化にもつながる研究成果である。
  • 是非実用化に向けた取り組みを心がけていただきたい。
  • 海成堆積物中の黄鉄鉱成分の酸化メカニズムの解明は、対策技術に直結する成果として期待したい。

お問い合わせ

環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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