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掲載日:2024年12月20日
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一級河川荒川水系芝川は埼玉県桶川市北1丁目地内を水源とし、川口市領家地内において荒川に合流する河川で、流路延長は約35km(このうち一級河川としての指定区間は約26km)、流域面積は約117k平方メートルです。
芝川は水源より一般国道17号の東側を南へ流下し、さいたま市のJR大宮操車場付近において見沼代用水西縁と伏越により交差(一級河川管理区間起点)し、さらに、見沼田圃地域を流下して、途中で準用河川加田屋川を合流します。その後、一般県道吉場安行東京線の八丁橋を境として都市域に入り、藤右衛門川、竪川を合流し、同地点において旧芝川と分かれて新芝川(放水路)となり、芝川水門を経て荒川に左岸側より合流します。
芝川流域は埼玉県桶川市、上尾市、さいたま市、川口市の一部を含み、流域の北西から南東に向かって緩やかに傾斜した地形をなしており、上流域は標高15m程度の洪積台地とこれに挟まれた谷状の沖積低地よりなっています。また、下流域は川口市周辺のかつての荒川氾濫地域で標高3~5mのほぼ一様な沖積低地となっています。
現在、芝川の改修は、平成18年に作成した荒川左岸ブロック河川整備計画に基づき実施しています。
本計画の中で治水に関する河川の改修については、下流の荒川合流点から八丁橋が完成しているため、
その上流部の区間の河道拡幅や築堤等が計画されています。
調節池は、第7調節池が完成し、現在、第1調節池の整備を進めているところです。
中・上流部の八丁橋から一級河川管理区間起点までの延長約14kmの区間を「見沼工区」と呼び、川幅を広げ、堤防を高くするための築堤工事を進めています。また、これに伴い必要となる橋梁の架換工事や樋管の改修工事等も同時に進めています。
ジェイアール武蔵野線上流において、洪水調節を行うための芝川第1調節池を建設中であり、調節池面積は左右岸合わせて約92haで、東京ドーム約20個分の広さです。現在、調節池の掘削、排水機場の建設などの工事を進めています。
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