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掲載日:2023年12月6日
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※ さらに詳しく知りたい方は「動物由来感染症について」をご覧ください。
動物から人に感染する病気を「動物由来感染症」と呼びます。
動物由来感染症は、人も動物も重症となるもの、動物は無症状で人が重症になるもの等、病原体によって様々です。外で生活している野良猫や野生動物はもちろん、ペットで飼われている動物も菌やウイルスを持っていることがあります。動物が残した糞の中に寄生虫がいることもあります。感染源は身近なところにあるため、動物を飼っている人も、飼っていない人も注意する必要があります。
近年では、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)やコリネ・バクテリウム菌による死亡事例が報道され、気になっている方もいるのではないでしょうか。
動物由来感染症の感染予防のためには、過度に神経質になるよりも、手洗いなどの一般的な衛生管理を行い、感染リスクを下げることが重要です。
具体的には、以下のようなことに気を付けましょう。
健康な動物でも口の中や爪に細菌やウイルスを持っていることがあります。キスをしたり、口移しで餌をあげたり、スプーンや箸の共有はやめましょう。
動物は、自身には病気を起こさなくても人に病気を起こす病原体を持っていたり、毛にカビの菌糸や寄生虫の卵等が付いていることがあります。
動物の糞尿は速やかに処理し、寝床は掃除して清潔に保ちましょう。
動物が排泄を行いやすい砂場や公園は注意が必要です。砂遊び、草取り、土いじりをした後は、しっかり手を洗いましょう。
埼玉県内の調査で、犬・猫の糞便から動物由来感染症の原因となる寄生虫の卵が検出されています。
野生動物はどのような病原体を持っているかわかりません。また、野生動物保護の観点からも野生動物の飼育は避けてください。
※ さらに詳しく知りたい方は「動物由来感染症について」をご覧ください。
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