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掲載日:2023年5月2日
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本庄早稲田駅北側に広がる本庄市早稲田の杜地区。商業施設や住宅などが立ち並び、多くの人が行きかう活気あふれるエリアとして知られます。ここに古代の人々が暮らしていた痕跡が残されており、竪穴住居跡だけでもなんと700軒を超える集落跡が見つかっています。あまりに規模が大きいため、発掘調査だけで7年の歳月を要したほど。県内でも屈指の規模を誇ります。
この集落跡「久下東(くげひがし)・久下前(くげまえ)遺跡」には、弥生時代の終わりごろから人が住み着き、古墳時代後期に姿を消すものの、平安時代中期まで長く暮らしが営まれてきました。
付近に河川跡も見つかっており、その水を利用していたのでしょう。古墳時代前・中期の遺跡からは、未完成の鍬や、加工痕のある巨大な丸太材が見つかっています。貯木施設としても利用していたのかもしれません。
本庄早稲田の杜ミュージアムで開催中の企画展では、ムラの歴史を紐解くとともに、多様で豊富な遺物から遺跡の全体像に迫っていきます。
祖先たちが実際に使っていた出土品の数々。どんな用途で使っていたのか、なぜ必要だったのか。そんな想像を巡らせながら鑑賞すれば、気分は考古学者そのもの。日常を離れ、悠久の時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
「久下東・久下前遺跡展ー本庄台地の大規模古代集落跡の全貌」の展示は令和4年12月25日(日曜日)まで。詳細は本庄早稲田の杜ミュージアムホームページをご覧ください。
本庄早稲田の杜ミュージアム交流ひろばでは、発掘調査の行われた早稲田の杜地区の風景に注目したミニ企画展「発掘調査のある風景」も開催されています。発掘調査の現場写真から発掘調査7年の歩みをたどることができますので、併せてご覧ください。
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