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掲載日:2023年2月7日
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西部地域振興センターでは、管内のNPO法人の事業所などを訪問して取材を行っています。
ここではNPO法人の活動などを掲載し紹介します。
住まいの管理相談センターは、空き家・空き地の管理、不動産所有者へのアドバイスなどを行っている特定非営利活動法人です。事務所は入間市の武蔵藤沢駅前の不動産会社内にあり、地域に根差した活動を行っています。平成28年3月に設立されました。
住まいの管理相談センターでは、以下のような事業を行っています。
1.無料相談会やセミナーの開催
2.空き家・空き地の管理・相談
3.庭木の手入れや庭の草刈の実施
4.空家・空地の有効利用や売却の相談・提案
5.相続登記、家族信託設定などのアドバイス
空き家・空き地管理の主な対象地域は、入間市・所沢市・狭山市・飯能市で、他の地域の相談にも応じています。
所有者の高齢化などにより住まいや土地の維持管理が困難になるケースが多くなり、火災や防犯上の観点からも適切な管理が求められています。そこで、そういった空き家や空き地の見回りや簡易な清掃などを行なったり、住まいや土地に関する相談に対応したりする事業を主に行っています。
どちらの場合でも、専門的な業者や専門家に協力を得られる体制を整えているので、相談者はワンストップでサービスを受けられます。例えば、空き家の管理ではオプションで造園業者による樹木剪定をしたり、住まいの問題に関する相談は、提携する弁護士・税理士・司法書士にしたりすることもできます。そうして問題解決のお手伝いをした相談者から感謝をされると、やっていて良かったなと思います。
入間市を拠点に不動産業を50年営んできた経験を生かし活動をすることで、地域に貢献していきたいと考えています。最近は、行政や民間企業のまちづくりに関する取り組みにも協力しています。
不動産業は専門知識を生かしたサービス業という側面があり、これまでも地域に密着し、良い街づくりをするお手伝いをしてきました。それは不動産業に携わる者としての責務であると考えていますが、より広く相談を受け、対応していくためにNPO法人を設立しました。元々不動産業の中で各種の相談を受けていましたが、不動産屋と聞くと相談しにくいと感じる方もいらっしゃいます。NPO法人という相談窓口があることで、より多くの人に認知されたり、ワンストップで対応できたりします。
住まいや土地の相談を実費程度で受けているため、処分するとなると時間が掛かり決してコストパフォーマンスが良いとは言えません。しかし、地域との信頼関係を築き、住みやすく潤いのある街にしていきたいという思いがあり、活動をしています。
入間は高い建物の少ないベッドタウンですが、しっとりとした、文化的な街になってほしいと思います。例えば駅からカフェや小劇場へ人が流れ、それを軸に発展するようなイメージです。実際に、私自身(井上さん)この武蔵藤沢駅前のビルの「音降りそそぐ武蔵ホール」という音楽ホール作りに協力し、音楽を通じた縁もでき、また、多くの人にも知られるようになってきたので嬉しく思います。
法人としては今の規模を維持し、これからもフットワーク軽く、地元に根差した活動をしていきたいです。ただ、活動のPRにもっと力を入れて、取り扱う件数を増やしたいと考えています。
(代表理事の井上さん(左)、副代表理事の菊地さん(右))
取材への御協力ありがとうございました。
住所:埼玉県入間市下藤沢一丁目12番地1
連絡先:04-2968-3920
ホームページ:http://npokanri.jimdofree.com/
メールアドレス:npokanri@orion.ocn.ne.jp
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