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掲載日:2025年3月31日
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新宿中村屋の製造拠点の一つである武蔵工場では、コンビニエンスストア向けに中華まんの製造を行っています。
見学させていただいた中華まんミュージアムは、武蔵工場の敷地内に位置しており、日本初の中華まんの常設工場見学施設となっています。
今回は、中華まんミュージアム(以下、見学施設)の運営を担当する広報・CSR*部の部長、及び武蔵工場の工場長へお話を伺いました。
*CSR(Corporete Social Responsibility)…企業の社会的責任
―工場、及び見学施設を作られたきっかけについて教えてください。
工場長:武蔵工場は、コンビニエンスストアの増店計画をきっかけに、供給量拡大を目指し建設されました。この地を選んだ理由として、物流面が非常に大きいです。既に稼働していた神奈川工場、埼玉工場(久喜市)、つくば工場が圏央道沿いに位置していたことから、武蔵工場も圏央道沿いに建設される一因となりました。
広報・CSR部長:見学施設については、若手を中心に発足した社内プロジェクトチームで、中村屋や中華まんのファンを増やしていこう、魅力を発信していこうという話が挙がり、その中で工場見学施設ができたらいいねという話がありました。世の中のレジャーとしての工場見学というニーズや、同時期に武蔵工場建設の計画があったことから、見学施設創設の話が発展していきました。
―創設から現在までの経緯について教えてください。
広報・CSR部長:見学施設は完全予約制で、2023年度の来場者数は約6000人でした。見学は人気が高く、予約は毎回4~5分程で埋まってしまいます。お子様と一緒に来場される方も多いですが、大人だけでも楽しめる施設となっています。
コロナ禍では、途中に運営中止という事態もありながら、オンラインでの工場見学を実施し、全国各地から参加いただきました。オンラインで実施する際も、録画したものを流すのではなく、現場を中継し、リアルさを追求しました。
工場長:「日本一の中華まん工場を作ろう」というスローガンのもと、工場が建設されました。従業員には、同じことをしていても日本一は維持できないので、日本一になるために常に進化しましょうという話をしています。商品も毎年少しずつ改良を加えながら、常に磨き上げしていこうというのは、中村屋の目指すものです。
また、武蔵工場では生産装置を自動化することで、省人化を図っています。従業員は約90人で、同規模の工場と比べると半分程度の人員となっています。手包みを再現する機械の導入など、今までの中村屋のノウハウが詰まった工場です。
―施設を通じて取り組まれている社会貢献活動や環境活動について教えてください。
広報・CSR部長:社会貢献活動の一環として、休館日である水曜日と木曜日には、幼稚園や小学校などの社会科見学の受入れを行っています。工場が位置する入間市はもちろんのこと、近隣の所沢市、飯能市、東京都福生市等からも見学に来ています。
工場長:環境活動にも力をいれており、工場棟の屋根には太陽光パネルを設置しています。電力量は年々増え、現在は契約電力の5割程度を補っています。他にも、製造の過程で発生する食品廃棄物を飼料等にリサイクルすることで、食品廃棄物のリサイクル率100%を達成しています。
―今後の展望について教えてください。
工場長:少人数での製造が可能であるといっても、人材の確保が難しい現状があるため、さらなる省人化を目指していきます。また、外国籍のかたでも働きやすい環境を整備して雇用条件の拡大を図っていきます。
広報・CSR部長:見学施設においては、施設を通じて中村屋の魅力と中華まんの魅力を発信していくという役割を果たし、一人でも多くのファンを作っていきます。
新宿中村屋のご担当者の皆さま、取材にご協力いただきありがとうございます。
株式会社中村屋 武蔵工場
中村屋中華まんミュージアム(武蔵工場敷地内)
HP:中華まんミュージアム 新宿中村屋(別ウィンドウで開きます)
所在地:入間市狭山台234