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掲載日:2024年3月5日
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株式会社MIKAMIは、高度な金属切削加工技術を誇る部品加工メーカーです。
「高品質の製品」「高い技術力」「高生産性」をモットーに、高度なNC旋盤や複合加工機、マシニングセンター等を積極的に導入し、自動化を推進して生産効率を高めてきました。
また、「埼玉県SDGsパートナー登録企業」として、環境保全や社会貢献、働き方改革の推進などにも取り組んでいます。
自動車や建設機械、計測機器などの工程が長く納期管理が難しい部品を、積極的な設備投資と人材育成で、高品質かつ短納期で納入しています。
また、切削だけで研磨工程の要らない鏡面加工技術や、一工程で0.1mmまでの薄膜を削り出すなど、高度な技術を有し、高い精度の部品製造にも対応しています。
(左:昨年12月に導入した加工機。高精度で5軸加工が可能な加工能力により、形状が複雑な部品や難易度の高い加工にも対応し協業ロボットにて搬出しています。右:部品を持って検査をする様子。)
埼玉県SDGsパートナー登録企業として、「ものつくり=ひとつくり」の理念を堅持し、地域社会から恩恵を受けていることを忘れず、社員一人一人が事業活動を行い、持続可能な会社となり社会貢献することを目標としています。
また、同社は県の「多様な働き方実践企業制度」では、最高ランクの「プラチナ企業」に認定されています。
働き方改革として、生産性向上に伴う時間外勤務の削減や、賞与などの待遇面などにも力を入れており、社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。訪問した当日も、工場内で女性や外国人などの人材がいきいきと活躍していました。
(ミャンマーの大学を卒業後に入社した社員。高度人材として活躍中です。)
環境対策としては、2008年他社に先駆けて太陽光パネルを工場の屋根全面に設置し、現在では使用電力の約10%を太陽光で賄っています。設置時には8%程度の削減効果を見込んでいましたが、実際には太陽光パネルが屋根全体を覆い遮蔽効果があらわれ冷暖房費の削減につながり、理論値8%を上回る10%の削減となり、うれしい誤算であったそうです。
(訪問時は少し雨が降っておりましたが、しっかり発電されていました。)
地域社会から受けた恩恵を、「ものづくり」で返していきたいとおっしゃっていた三上誠社長は、「所沢三ケ島工業団地協同組合の理事長も務め、同工業団地を拡張し、市内の製造業の活性化にも一役買いたい。」と話されていました。
同社及び工業団地の今後のさらなる発展に目が離せません。
株式会社MIKAMI
代表者:代表取締役社長 三上 誠
所在地:所沢市林1-299-7
HP:https://www.mikami-co.jp/(別ウィンドウで開きます)