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掲載日:2022年8月8日
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現在の弓町本郷教会
明治18年(1885)に医師となった荻野吟子は、診療を続けるうちに、患者の背景に貧困や社会習慣等の問題を感じるようになり、翌年にキリスト教に入信。本郷教会の牧師であった海老名弾正から洗礼を受けます。
これを機に、吟子は、婦人覚醒運動や婦人参政権運動など女性の社会的権利確立を目指す運動に取り組むようになります。そして、同23年には、牧師の志方之善と出会い、結婚しました。
大正2年(1913)、吟子は63歳で永眠しますが、その葬儀も本郷教会で行われました。司式は、洗礼のときと同じ海老名牧師でした。
吟子の人生と縁の深い本郷教会ですが、ずっと同じ場所にあったわけではなく、吟子が通っていた当時も、本郷の地域内を何度となく移転しています。現在の会堂が建てられて弓町本郷教会となったのは、吟子の没後、大正15年のことです。
東京都文京区本郷2-35-14
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