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掲載日:2024年12月3日

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第264回簡易アンケート「埼玉ブランド農産物の認知度・評価について」結果を公表しました。

1  調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和6年11月7日(木曜日)~11月13日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 県政サポーター数:3,683人(うち県内在住3,423人)
  • 回収率:70.9%(回収数2,610人)(うち県内在住70.8%(回収数2,422人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。

回答者の属性

 

  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
全体 2,610(2,422) 100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
16~19歳 16(14) 0.6(0.6)
20~29歳 100(90) 3.8(3.7)
30~39歳 284(258) 10.9(10.7)
40~49歳 488(452) 18.7(18.7)
50~59歳 731(684) 28.0(28.2)
60~69歳 511(469) 19.6(19.4)
70歳以上 480(455) 18.4(18.8)

 

職業 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 251(232) 9.6(9.6)
家族従業(家業手伝い) 14(12) 0.5(0.5%)
勤め(全日) 996(909) 38.2(37.5)
勤め(パートタイム・アルバイト) 455(435) 17.4(18.0)
専業主婦・主夫 373(345) 14.3(14.2)
学生 49(42) 1.9(1.7)
その他、無職 472(447) 18.1(18.5)

 

性別 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1,366(1,266) 53.7(53.6)
女性 1,139(1,060) 44.8(44.8)
回答なし 40(38) 1.6(1.6)

※任意回答(総数2,545人(2,364人))

(2)調査結果の見方

ア 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。

イ 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

ウ 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。

エ グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

オ 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

カ 断りのないものについては、埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。

2  調査の目的

埼玉県は約733万人の人口を擁する大消費地であると同時に、野菜(産出額全国第9位)や花き類(同全国第7位)をはじめ、米、畜産、果実、茶など、多彩な農産物の産地でもあります。
多彩な農産物を「知って」「味わって」「自慢して」もらえるよう、県では埼玉県産農産物のブランド化や地産地消に取り組んでいます。

農産物ブランド化の推進状況の確認や、今後の事業推進への参考とさせていただくため、「埼玉ブランド農産物」の認知度や購入実態、地産地消活動などについてアンケートを実施しました。


 「埼玉ブランド農産物」を詳しくお知りになりたい方は、こちらから
埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」

 

アンケート結果は、県産農産物をより多くの消費者に知ってもらい食べていただけるよう、県産農産物のブランド化や地産地消の推進に役立たせていただきます。
 

担当課

農林部 農業ビジネス支援課 販売対策・6次産業化担当 TEL:048-830-4106(E-mail a4105-05@pref.saitama.lg.jp)

3  調査結果

埼玉県産農産物のブランド化に向けた取組の認知度

→知っているが2割半ば(25.7%)

質問1
埼玉県ではブランド推進品目を選定し、さらに各品目が持つ特性に応じた3つのカテゴリ(*)に分け、ブランド化を推進しています。あなたは、この取組を知っていますか。

*①トップブランド農産物:埼玉が全国に誇る品目。「トップブランド」として徹底PR(16品目)
 ②地域特産ブランド:その土地でしか出会えない「希少価値」で徹底PR(31品目)
 ③埼玉ブランド農産物:鮮度・安心などが最も訴求できる「地産地消」で徹底PR(50品目)

質問1グラフ

 

ブランド化推進の取組を知っているか尋ねたところ、「知っている」が2割半ば(25.7%)、「知らない」が7割半ば(74.3%)であった。

埼玉ブランド農産物の認知度

質問2
「埼玉ブランド農産物」の中で、あなたが知っている*ものを選んでください。

*「ブランド名」として知っている、県内で作られていることや県内の産地を知っているなど

 

→「深谷ねぎ」の認知度が9割半ば(95.2%)

質問2-1
知っている「野菜」

質問2-1グラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている野菜を尋ねたところ、「深谷ねぎ」が最も多く9割半ば(95.2%)であった。次いで、「いちご(あまりん)」が5割半ば超(56.8%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら
ブランド推進品目「野菜」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

→「狭山茶」の認知度が7割弱(69.8%)

質問2-2
知っている「米・果実・特産」

質問2-2グラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている米、果樹、特産品を尋ねたところ、「狭山茶」が最も多く7割弱(69.8%)であった。次いで、「米『彩のかがやき』」が6割半ば超(67.4%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら
ブランド推進品目「米」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
ブランド推進品目「果樹」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
ブランド推進品目「特産品」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

→「豚肉(彩の国黒豚など)」の認知度が4割半ば(45.8%)

質問2-3
知っている「肉・卵・魚」

各品目の主な主産地など詳細はこちら

質問2-3グラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている肉、卵、魚を尋ねたところ、「豚肉(彩の国黒豚など)」が最も多く4割半ば(45.8%)であった。次いで、「牛肉(深谷牛、武州和牛など)」が2割半ば超(27.2%)であった。

ブランド推進品目「畜産」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
ブランド推進品目「水産」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

→「シクラメン)」の認知度が3割強(30.3%)

質問2-4
知っている「花・植木」

質問2-4グラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている花、植木を尋ねたところ、「シクラメン」が最も多く3割強(30.3%)であった。次いで、「植木」が2割半ば(25.2%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら
ブランド推進品目「花・植木」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

埼玉県産農産物の意識的購入

→『意識している(計)』が4割半ば超(46.8%)

質問3
あなたのご家庭では、農産物を購入する時に埼玉県産であることを意識していますか。

質問3グラフ

家庭では、農産物を購入する時に埼玉県産であることを意識しているか尋ねたところ、「やや意識している」が最も多く4割弱(39.7%)であった。これに「強く意識している」(7.1%)を合わせた『意識している(計)』は4割半ば超(46.8%)であった。

埼玉県産農産物サポート店の認知度

→『知っている(計)』が3割半ば(34.7%)

質問4
埼玉県では、手軽に埼玉県産農産物を購入でき、また、埼玉県産農産物を利用した食品や料理が食べられるよう、それらを積極的に取り扱っている販売店、食品製造業者、飲食店などを「埼玉県産農産物サポート店」として登録しています。
あなたは、この「埼玉県産農産物サポート店」を知っていますか。また、利用したことがありますか。

質問4

「県産農産物サポート店」を知っているか尋ねたところ、「知っており、利用したことがある」(22.3%)と「知っているが、利用したことはない」(12.4%)を合わせた『知っている(計)』は3割半ば(34.7%)であった。

「埼玉県産農産物サポート店」について知りたい方は、こちらから
埼玉県ホームページ「県農産物サポート店」
埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」

「埼玉県ふるさと認証食品」の認知度

→『知っている(計)』が2割半ば(24.5%)

質問5
埼玉県では、主原料に100% 埼玉県産農産物を使い製造された良質な加工食品を「埼玉県ふるさと認証食品」として認証しています。
あなたは、この「埼玉県ふるさと認証食品」を知っていますか。また、購入したことがありますか。

質問5グラフ

「埼玉県ふるさと認証食品」を知っているか尋ねたところ、「知っており、購入したことがある」(15.5%)と「知っているが、購入したことはない」(9.0%)を合わせた『知っている(計)』2割半ば(24.5%)であった。

※R4は調査をしていない。

「埼玉県ふるさと認証食品」を詳しくお知りになりたい方は、こちらから
埼玉県ホームページ「埼玉県ふるさと認証食品」

埼玉県の農業への評価に関する認知度

→「「全国いちご選手権」(日本野菜ソムリエ協会主催)において、県内生産者の出品した「あまりん」(埼玉県育成品種)が最高金賞を受賞(R5.2、R6.2)」の認知度が3割半ば(34.9%)

質問6
近年、埼玉県の農業が国内外で高い評価を得ています。
次の出来事の中で知っていたものを選んでください。(あてはまるものすべて)

質問6グラフ

近年の埼玉県の農業が国内外で高い評価を得た出来事の中で、知っていたものを尋ねたところ、「「全国いちご選手権」(日本野菜ソムリエ協会主催)において、県内生産者の出品した「あまりん」(埼玉県育成品種)が最高金賞を受賞(R5.2、R6.2)」が最も多く3割半ば(34.9%)であった。次いで、「埼玉県が、「最もおいしいいちごを生産している県」として全国初の「プレミアムいちご県」に認定(R5.3)」が1割半ば(15.9%)であった。

各出来事を詳しくお知りになりたい方は、こちらから
農業遺産について(埼玉県ホームページ)
いちご(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
日本なし(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

自由意見

質問7
埼玉県産農産物のブランド化の推進等について、今後の取組に対するご意見、ご要望などがありましたら、自由にお書きください。

<主なご意見>

  • ブランドとしている農産物が一目でわかるようなラッピングなり商品陳列なり行っていただけたらもっと購買意欲が増すのではないかと思います。近くの小さなスーパーではほとんど見かけないので、そのような店でも積極的に売っていただくように働きかけてほしいと思います。
  • 地産地消という動機だけではなく、地元の生産品が「他よりも良い」と感じられる事は、これらを積極的に購入する上でとても大事だと思う。「あまりん」「かおりん」のようなものが、他にもどんどん出て来るように、生産者の人達をしっかりと支える事が必要だと思う。
  • 県民が認知することによってさらに購買が上がると思います。PR企画、SNSなどイベントで発信し、多くの方々に知ってもらって道の駅などで購入できるとよい循環になると思います。
  • 県外へもPR推進してほしい。
  • ブランド化というからには、他県の生産物とは違うことが確認できる何かがないとわかりづらい。
  • 一昔前に比べると、埼玉県の農産物ブランドを目にすることが増えて来ました。地元の農産物には安心感がありますし、今後より一層のアピールをお願いします。
  • 全国いちご選手権の最高金賞受賞であまりん(かおりん含め)の知名度が全国的に一気に上がった印象があります。過去何度もこのような県内産農産物のアンケートがありましたが、ブランド化が推進されてきていると感じます。
  • 様々なものが物価高の現在、少しでも値段が安い物を選んでしまう。他県産と比べ、よっぽど埼玉県産の物が美味しく、値段が少し高くても食べたいと思う物でないとなかなか選ばない。スーパー等で、あまりその辺りの良さをPRしたものを見かけないので、埼玉県産農産物の良さが分からないのではないか。
  • 農産物サポート店に行っても、長期間品切れ(次回納品未定の表示)の製品(生産物)が多く見受けられています。いくらブランド化しても、安定的に供給されないと意味がないのではと思います。
  • 知らなかったことが多いことに気づきました。生産者の方、県、市町村がそれぞれ頑張っていることが消費者により伝わるように、さまざまな媒体での周知など各所との連携、支援を続けてもらえたらと思います。

※上記を含め、計690件の貴重なご意見をいただきました。アンケートの御協力ありがとうございました。

お問い合わせ

農林部 農業ビジネス支援課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4830

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