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掲載日:2022年10月11日
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日本の女性の労働力人口比率(労働力率、労働参加率)又は就業率 を年齢階級別にグラフ化したとき、30 歳代を谷とし、20 歳代後半と 40 歳代後半が山になるアルファベットのMのような形になることをいいます。この背景には、結婚や出産を機に一旦、仕事を辞め、子育てが 一段落すると働き始める女性が多いということが考えられます。なお、10 年前と比較すると、全ての年齢階級で労働力人口比率 は上昇しており、グラフの全体の形はM字型から欧米先進諸国でみられるような台形に近づきつつあります。(内閣府男女共同参画局「第5次男女共同参画基本計画 用語解説」)
女性の年齢階級別労働力率
厚生労働省「令和2年版働く女性の実情」より出典
埼玉県では、M字カーブの底となる30代女性の就業率は上昇しており、M字の緩和が認められます。
<30代女性(30~39歳)の就業率>
66.7%(平成27年)→ 72.4%(令和2年)…5.7ポイント上昇
一方、全国の30代女性の就業率75.7%に比べると、埼玉県は全国第44位と低い水準にあります。
<出典>「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計」
※ 就業率は、人口(労働力状態「不詳」を除く。)に占める就業者の割合にて算出
埼玉県 年代別の女性就業率
総務省「国勢調査」より作成
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