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掲載日:2021年1月13日
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お疲れさまでございます。
今日は緊急事態宣言が出て、初めての定例記者会見となります。私の方からは2点、ご報告をさせていただきたいと思います。
最初は「コバトン健康マイレージ」に関してであります。これは、忙しい現役世代と健康無関心層に対する健康づくりに取り組むきっかけづくりを推進することを、目的としたものであります。この度、平成29年度からこの取り組みを始めて以来、初めての大きなシステム改修を実施し、1月18日にリニューアルをすることといたしましたので、周知をさせていただきたいと思います。マイレージシステムのリニューアルのポイントは、3点であります。まず、1つ目が「スマホ・ポイント機能の追加」です。コバトン健康マイレージはウォーキングの歩数に応じてポイントが貯まり、抽選で県の農産品などの商品が当たる仕組みですけれども、今回はウォーキングだけではなくて、例えば、運動教室やあるいは水泳教室、こういったところの利用でもポイントを取得することができるようになりました。ポイントの貯め方ですけども、その利用された施設等に設置した QR コードを読み取るだけで、簡単にゲットすることができます。1月18日から順次、県内スポーツ施設などに QR コードを設置して参りますので、是非、スマホ・ポイントをゲットして商品を当てていただきたいと思います。2点目ですが、「参加申し込み手続きの簡素化」であります。今回、入力項目の削減や手入力項目の選択式への変更など、手続きを大幅に簡素化したことによって、スマートフォンの扱いに慣れてない方でも気軽にご参加いただけるようにいたしました。ちなみに、私も最初やった時にめんどくさくてあきらめましたけれども、簡素化をさせていただきました。3点目は 、「プッシュ通知機能の追加」であります。参加いただいた方のスマートフォン画面に、「お知らせ」を表示する機能であり、「年代、性別、居住地などの属性」に応じて、例えば、例えば、「シニアライフ案内士セミナー 」の情報や、協賛いただいている民間企業の「お得なキャンペーン情報」など、「新鮮な情報」をお届けすることができます。今回のリニューアルに合わせて、なお、今回のリニューアルに合わせて、スマートフォン・アプリで新規登録された方(後に「に抽選で」に訂正)、全員に対してクオカードペイという電子マネーをプレゼントするキャンペーンを 2 月 1 日から実施をさせていただきます。
続いて、「新しい生活様式」への対応であります。日々の健康を維持するためには、「運動」、「栄養」、あるいは「口腔ケア」こういったこと、そして「人との交流」、これらが大切であります。その一方で、コロナ禍におきましては外出を控えて運動不足になりがちである。こういった指摘が多々、寄せられています。コバトン健康マイレージにおきましては、「新しい生活様式」への対応として、これまでも参加者に対して「少人数で、すいた時間、場所を選んでのウォーキング」を呼びかけてきました。さらに加えまして、「動画」を活用とした運動に着目をし、自宅でできる健康づくりを進めてまいります。その第1弾と致しまして、11月から自宅でも運動ができるよう、コバトン健康マイレージPR大使のSAM(サム)さんにご協力をいただきまして、考案を頂いたダンスがあります。この「コバトン健康ダンス」は、「イージー」「ノーマル」、「ハード」と 3 種類ありますけれども、この、「コバトン健康ダンス」をマイレージアプリで紹介をしています。1月16日から、同じくSAM(サム)さん考案の3種類のダンス動画をさらに追加いたします。ダンスを視聴した方には、先ほどご紹介した、コバトンマイレージ「スマホ・ポイント」をゲットできるので、是非、ご視聴いただきたいと思います。さらには、「コバトン健康ダンスコンテスト」も開催を予定しています。ここで、その参加者から投稿いただいたダンス画像の中から、SAM(サム)さんが賞を決定し表彰するというものであり、受賞した動画については、コバトン健康マイレージアプリで配信する予定であります。この他、市町村などの、いわゆる「体操動画」を、ホームページでまとめて紹介をさせて頂いています。さらに民間企業では、自宅でできるヨガ、エクササイズなどの運動動画を配信してるが、そことのコラボレーションも実施し、スマホ・ポイント機能でポイントゲットができるようにいたします。今後も、コバトン健康マイレージの魅力を高めていきます。また、コロナ感染症対策下、なかなか体を動かすことができない、あるいは気晴らしができない。こういうお声もありますので、是非、ご登録をいただき、この機会をご利用いただきたいと思います。
次に、新型コロナウイルス感染症の「埼玉県の感染動向の推移」であります。1月7日より1都3県において、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令をされ、8日より措置が実証されています。国が定められた基本的対処方針では、緊急事態宣言解除の考え方として、国の分科会の提言によるステージ3相当になるかどうかを踏まえて、総合的に判断するとしています。そのことから、今回からは本県の感染動向の推移について、このステージ指標をもとに、ご説明をさせていただきたいと思います。3週間の指標数値の動きを見ると、感染の拡大傾向がこのように続いています。そして陽性率と、さらには感染経路不明割合、これを除くと全ての指標がステージ4の指標を大きく超えていることになります。指標定まってる陽性率、あるいは感染経路不明割合についても上昇傾向にあり、このペースで陽性者が増加していくと、全ての指標がステージ4に乗りかねない。このような状況になっています。特に、直近1週間の感染拡大状況は顕著であり、参考で記載をさせていただきました実効再生産数についても1を大きく上回っており、これ以上の感染拡大を、今、阻止しなければ、救える命も救えない、こういう状況になりかねない状況であります。
続いて、「感染疑い経路」であります。直近1週間では、年末、クリスマスからですね、年始の会食、帰省などの影響から、「家庭内」や「飲食」の割合が、増加傾向にあります。一方、年末に1か月かけて、埼玉県では県内のすべての高齢者福祉施設に県職員を赴かせ、クラスター予防、感染症対策を徹底的に指導した結果、高齢者施設での感染動向は実数、割合ともに、減少傾向にあります。次のページお願いします。
年齢構成を見ても60歳以上の割合は26パーセントから20パーセントへと、これ、ずっと続いていますが、11月の末以来、減少を続けており、医療体制を埼玉県ではギリギリで保っている。つまり、入院の基準を変えるとか、重症の基準を変えるとかせずに、ギリギリで保っている大きな要因となってるのが、この高齢者における抑制だと考えています。しかしながら、全体の陽性者が急速に上がっていますので、そこに引きずられて、これまで以上に極めて厳しい状況になっていることも事実であり、これ以上の感染拡大の阻止が急務となっています。次のページお願いします。
現在、緊急事態宣言下であるため、改めて県民、事業者の皆様にお願いをいたします。まず、県民の皆様に対しては、2月7日まで、特措法第45条第1項に基づき、不要不急の外出自粛、特に午後8時以降の夜間外出自粛、県境をまたぐ移動の自粛を要請をいたします。もちろん医療機関への通院、食料・生活必需品への買い出し、必要な職場の通勤や通学、あるいは屋外での運動や散歩など生活や健康の維持のために必要な場合は除きます。
次に、事業者の皆様への協力要請ですが、まずテレワークの徹底については、目標として出勤者数を7割削減していただきたいと思います。そして、在宅勤務、時差出勤、あるいは職場・寮における感染防止策の徹底、従業員に対する基本的な感染症防止策や、会食自粛の呼びかけを、是非、お願いを申し上げる要請をしたいと思います。新型コロナウイルス感染症対策にあたって、1都3県共同で人の流れの抑制のために連携して取り組んでいます。1月7日には、鉄道鉄道事業者に対して感染拡大防止に関する終電時刻の繰上等の取組みについて、利用者への周知や、エッセンシャルワーカーへの配慮もしながら検討をし、実施して頂けるよう共同で要請をいたしました。この度、要請を踏まえて、1月20日から終電時刻の繰上等の取組みについて鉄道事業者の皆様には、迅速に対応していただくことになりました。感謝を申し上げます。県民の皆様には、引き続き不要不急の外出を控えていただき、テレワークや時差出勤にも取り組んでいただくようお願いをいたします。
次に、営業時間の短縮要請ですが、これは若干12日から変わりました。昨日から対象地域と対象業種が拡大されましたので、改めて要請内容を説明します。1月12日、一昨日からはこれまでと異なり、全ての飲食店、これまでは酒類を提供する飲食店でしたが、全ての飲食店に対して午後8時までの営業時間の短縮を要請をいたします。なお、ここにはカラオケ屋、バーを含みます。また、酒類の提供時間は午前11時から午後7時まで。1時間繰り上がる午後7時までとしていただきたいと思います。次のパネルお願いします。
次に、営業時間の短縮要請に伴う感染防止対策協力金についてご説明いたします。第4期、1月12日からは、第4期になりますが、第4期は2月7日までの期間で、営業時間や酒類提供時間の短縮要請にご協力をいただいた事業者に対して、協力金をお支払いをいたします。1店舗あたり162万円となります。申請受付は、要請期間が終了する2月8日以降直ちに開始し、迅速に協力金がお手元に届くように努めてまいります。なお、さいたま市大宮区、川口市、越谷市内で1月11日までお願いしていたのが第3期ですが、この第3期分の協力金については12日より申請の受付を開始をいたしました。12日からの今度の第4期については、これからのことになりますけれども、2月8日以降になります。また、弾力的な運用として、12日に間に合わない場合でも途中でなんとか協力したいということは、途中で止めることはできませんけれども、その方の事業者についてはご協力をいただければ協力した日数に応じて支給をさせていただきたいと思います。次のパネルのお願いします。
次に施設の営業時間の短縮についての働きかけであります。先ほどの営業時間の短縮要請の対象とならない施設についても、可能な限り営業時間の短縮をお願いいたします。まず、劇場、観覧場や映画館などでは午後8時までの営業時間の短縮をできる限りお願いをいたします。また、入場人数についても上限5,000人、かつ収容率50%以下とするようお願いいたします。また、1,000m2を超える生活必需物資を除く物品販売業などは午後8時までの営業時間の短縮をお願いいたします。新型コロナウイルス感染症との戦いはまだまだ続きます。それぞれの県民の皆様には大変なお願いをさせて頂いておりますが、皆様のご協力によって人の命を守ることができます。一部の方々が協力をしないことによって救える命が救われない、そのような状況を作りたくはないと我々は思っており、愛する人やご家族を守るためのご協力をお願いします。また事業者の皆様におかれましては、経済的にも大変厳しいと思いますが、可能な限り、迅速に経済活動を再開する、あるいは皆様方の顧客の皆様を守る、そのためにもご協力をぜひお願いをしたいと思います。
次に、「強い経済の構築に向けた埼玉県戦略会議」の活用についてご説明を申し上げます。7日の会見でも申し上げましたが、埼玉県では新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備えて、国や経済団体とともに昨年5月の段階で、次の緊急事態宣言が出た時に、経済界、実業界が使えるような、事業者が使えるような、そういうスキームを準備しようということで、「強い経済の構築に向けた埼玉県戦略会議」を立ち上げました。そこで5つの項目を議論してきましたが、まさに今、2度目の緊急事態宣言が発令をされ、戦略会議で議論した内容を実践、活用する時が参りました。主なものを掲げましたが、上から2つ目、2月8日からは「オンライン彩の国ビジネスアリーナ」におきまして、430社が出展する非接触型のオンライン展示会を開催をしております。ぜひご来場ください。また、3つ目、埼玉県お持ち帰りグルメ応援サイトは、大変厳しい状況に置かれている、宿泊施設や飲食店が行う、お持ち帰りあるいは宅配、こういったものを紹介するサイトであります。この営業されている飲食店の皆様、ぜひご登録をいただきたい、またこれらの持ち帰りや、あるいはデリバリーにつきましては、これらの規制の対象、お願いの対象にはなっていませんので、飲食店を助けていただきたいと思います。そして5つ目、BCPオンラインワークショップですけれども、事業経済計画の策定を進めていただきたいので、1月28日にオンラインビジネスアリーナ内で開催を致します。ぜひご参加いただき、参考にしていただきたいと思います。また6つ目の埼玉県テレワークポータルサイトですけども、テレワークを導入したい事業者の皆様の手助けを行います。テレワーク導入費の助成や、アドバイザーによる相談など、テレワーク導入を後押しして参りたいので、ぜひご覧いただきたいと思います。これらはいずれも県のホームページからリンクが貼られています。次のパネルをお願いします。
オンラインで活用できる動画作成の支援についてご説明をいたします。先ほど申し上げましたが、オンライン彩の国ビジネスアリーナが現在開催されています。初日の来場者を分析したところ、43都道府県から来場があり、県内が44%、東京都が24%、関東1都6県で74%、海外からも、アメリカやインドなどの海外からもアクセスがあったと報告を受けており、好調なスタートを切らせていただきましたが、この中で役立つオンラインセミナーを開催しています。「ゼロからのスマートフォン動画講座」というものもその1つであり紹介したいと思います。新しい生活様式の下、オンラインの商談やホームページ等で、自社の紹介をする際には動画によるPRが効果的ですが、なかなか中小企業の中では動画のハードルが高い、このようにおっしゃる方もおられます。そこで、ビジネスアリーナではすでに3分の2が動画で出店していますので、こういったご関心がある方、なかなか手が出ないと思っている事業者の方にぜひ解説をさせていただきたい、これが「ゼロからのスマートフォン動画講座」であります。この講座は非常に好評で、すでにライブ配信時の申し込みは満員となっていますが、明日1月14日から、オンラインオンデマンド無料配信を行うので、ぜひご覧を頂き、動画作成に挑戦していただきたいと思います。私も、自分のスマートフォンを使って、誰の手も借りずに自分だけでPR動画を作って実はオンラインでのっけてあります。稚拙ではありますけれども、ぜひ私の挨拶と併せて、皆さんにもご参加をいただきたいと思います。この他にも「リモートワークを円滑に進めるコツ」や、「テレワーク時代の営業改革」、「Zoom活用方法」、『彩の国「新しい生活様式」安心宣言セミナー』など、数多くのセミナーを行っております。ぜひビジネスアリーナと検索をしていただくか、県のホームページから入っていただきたいと思います。最後に、「埼玉県お持ち帰りグルメ応援サイト2021」ですけれども、このサイトは県内の宿泊、飲食事業者が宅配やお持ち帰りで提供する、プロの味を紹介することによって、不要不急の外出を控えられている方、テレワークをされている方の食を支えると同時に、関連の事業者を丸ごと支援したいという思いから作ったものです。市町村名から検索ができるほか、お客様がその日の気分に合わせてお店を選べるように和、洋、中のジャンルを設けて、デリバリーテイクアウトの検索ができるようになっています。順次、季節の限定メニューなどの情報も追加をいたしますので、ぜひご活用いただきたいと思います。また登録を希望される事業者は、商工会議所や商工会を通じて募集していますので、お近くの商工団体にご連絡ください。掲載料は無料です。ぜひみんなでこれらの事業者を支えていこうではありませんか。私からは以上です。
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