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2022年7月5日(火曜日)
アーチェリー競技の国体予選会の様子を紹介します。
少年男女の予選が行われました。全国高校総体埼玉県予選の上位者が集い、3名の代表枠を狙います。
また、パラ強化練習会と県公認記録会も実施されました。
〇国体少年種別で採用されているのは、「リカーブ・ボウ(RC)」と呼ばれる種目で、オリンピックもRCを採用しています。
〇1ラウンド3分の間に、6本の矢を70m先の的めがけて撃ちます。
〇前後半12ラウンド、合計72射の合計ポイントで勝負が決まります。
〇的は70m先なので、スコープを使用し確認しながら次の矢を射ます。
〇1ラウンドが終了すると、矢の回収(矢取り)と、得点化を行います。記録を付けながら、次のラウンドに向けて気持ちを切り替えます。
〇この日は、急激に気温が高くなり、さらに、後半ラウンドは風が出てきたことで、各選手思うように射ることができなかった様子でした。
〇アーチェリーは自身の技術力と集中力はもちろん、外的要因にも左右され、コンディションを整える困難さがあるスポーツです。
〇そんな中、高い集中力を見せた、男女3名の選手が8月に開催される、関東ブロック大会に進出します。
会場は、東京2020大会で使用された「夢の島公園アーチェリー場(江東区)」です。
海風が強いため、対応を考え本大会出場を目指します。
成年男女の予選が行われました。
これまでの選考得点と本会の得点を合算し、代表メンバーを選考します。
〇自衛隊体育学校の自衛官アスリート他、県出身の大学生などが3枠を狙い争います。
〇暑さが厳しい中でしたが、前半線は微風だったため、テンポよく矢を放ちます。
〇この日のトップは、男女ともにオリンピアンを輩出する近畿大学在籍の選手となりました。
女子選手は、10点を23本も取りました。
〇広いフィールドで実施されるため、暑さをしのげる場所がありません。
チームや個人で、テントなどを用意し待機場所を設けます。
〇代表3名で、少年種別と同じく8月末の関東ブロック大会突破を目指します。
アーチェリー競技は、前回の栃木国体(第35回1980年)から正式種目に採用され、今大会でアーチェリー第1回の地に戻ることになります。
歴史ある地で、良い結果を残せることを期待しています。