【入間市消防団】藤沢小学校防災体験教室を開催しました

入間市消防団では、小学校の授業時間内での防災体験事業を行いました。
この取り組みは、令和6年3月に入間市立藤沢小学校からの相談を受けてスタートしたもので、弊団としても、消防団活動を広く地域にアピールし、団員募集にもつながる場として、ありがたく受け止め、学校の希望や提案に沿いながら、訓練内容を共同で企画立案する貴重な経験ともなりました。
児童の保護者のほか、学校関係の地域団体の方々が見学しやすい10月末の土曜日に開催したところ、当日は秋の晴天に恵まれ、多くの関係者にご参加いただきました。
内容は、授業時間45分間の中で、教室からの避難訓練、水消火器用した初期消火訓練、三角巾の結び方を中心とした応急手当訓練、毛布を活用した搬送訓練を児童全員が体験した上で、消防団ポンプ車による放水訓練を消防団員と一緒に行いました。
本事業の特徴としては、中学生のボランティアを募集し、それぞれの訓練補助にあたっていただいたことで、放水訓練の際は、小学校児童とともにこの中学生ボランティアも、消防団員とともに放水活動を行なったことです。
児童・生徒とともに訓練を行うことで、教えることの難しさを知りましたが、訓練中、訓練後の彼らの輝く瞳を見て、私たちも頑張って良かった、と強い達成感に包まれました。このような事業を市内の中学校区を単位に展開していけたら、と考えています。
事業実施にあたって、事前の相談や指導をしていただいた埼玉西部消防組合の皆さま方に深く感謝申し上げます。