トップページ > 消防団員インタビュー > 【鴻巣市消防団】寺井 裕子(てらい ゆうこ)さん・寺井 渉(てらい わたる)さん 親子
更新日: 2023年8月28日
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消防団名:鴻巣市消防団
寺井 裕子さん(母) 寺井 渉さん(子)
本業:パート 本業:大学生
任命年月:平成28年4月1日 任命年月:令和5年4月1日
階級:団員 階級:団員
裕子さん(母)
私のパート先は、同じ女性消防分団に在籍している小林さん(班長)が経営していまして、小林さんから「裕子さんは絶対に向いているから!」と熱烈な勧誘を受けて入団しました。
実際に入団してみると、消防団はやりがいがあり、こんな私でも役に立てることがあるのだな~と感じています。
渉さん(子)
母への憧れもありますが、入団のきっかけは、母の入団のきっかけとなった、小林さんの息子さんから勧誘を受けたからです。小林さんも親子で消防団員でして、私は小林さん(息子)と同じ分団に所属しています。
あと、自分自身が防災について勉強していますので、以前から自主防災組織や消防団がどのような活動をしているのか、実際に経験したいと考えていました。
裕子さん・渉さん(二人)
時期は異なりますが、親子に親子が勧誘されて入団しました。
小林親子がいなければ、私たち親子は入団していません(笑)!!
裕子さん(母)
年齢、職業も様々ですが、消防団のことは勿論、私生活のことも相談できる気持ちの良い団員が揃っています。ですので、仕事や子育てを優先し、皆で助け合いながら楽しく活動することができています。
渉さん(子)
私は入団したばかりなので、本当に大丈夫かな~。という不安がありましたが、消防団の皆さんが温かく迎え入れて下さって、何もできない私に手取り足取り教えてくれます。装備品も入団したばかりの私のために、思っていた以上に早い段階で用意してくれました。とてもやりがいを感じています。
団員の皆さんは、あまり口には出しませんが、信念をもって地域の防災力の要として活動しています。
裕子さん(母)
私は今、放課後の小学生を対象とした放課後子ども教室という場で、消防団として防災教室を数回開催させていただく機会があります。その都度、子供たちは私の話を一生懸命に聞いてくれます。
今後も防災教室を続けることで、「子供たちの防災力を高めていくこと」が私の目標です。
そして将来、子供たちが消防団員になってくれれば、さらに嬉しいですね。
渉さん(子)
近年、地域の中で縁や人の繋がりが、どんどん切れていると感じています。
これからは、若い世代が多く参画して地域や人を繋げていかないと防災が立ち行かなくなってしまうため、私が消防団で主体的に活動をしていく中で、「地域の繋がりを取り戻すこと。高めていくこと。そして、防災の基盤を造れるようなお手伝いができるようになること」これが、私の目標です。
裕子さん(母)
私は、特別な資格を保有していませんが、「そんな私でもお手伝いできることがある」と感じることが多いです。他の女性消防団員は、フルタイムで仕事をしている方や育児中のかた、看護師など様々ですが、みんなで助け合いながら活動しています。
もし、入団後に何らかの事情で活動が一定期間できなくなる時は、休団制度もあります。私も実際に2年間休団していました。消防団はそういった場合も柔軟に対応してくれます。少しでも消防団に興味がありましたら、難しい活動ではないので、お話だけでも聞いてもらいたいです。
渉さん(子)
私は今年度入団したばかりで、特に専門資格も持っていませんし、知識もないですが、それでも協力できることがたくさんあるので、そのことをもっとフォーカスした方が良いと思いました。
あと、消防団の高齢化が進む中、若い人が入団すると他の団員さんに「めちゃくちゃ喜ばれます!驚くほど可愛がってくれます(笑)!」同世代にもっと入団してほしいです。世代を越えて繋がれることができるのが消防団の大きな魅力です。
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