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ページ番号:167438

掲載日:2023年12月20日

埼玉県文化財保存活用大綱作成有識者会議について

埼玉県文化財保存活用大綱有識者会議

 1 趣旨

 本県における文化財の保存・活用に関する総合的な施策の方向性を示す「埼玉県文化財保存活用大綱」を作成するに当たり、文化財の適切な継承や効果的な活用について、多様な関係者の意見を聴取するため、埼玉県文化財保存活用大綱作成有識者会議を設置しました。

設置要綱

 

 2 メンバー(五十音順)

 

氏名 職業等
根岸 茂夫(座長) 國學院大学文学部教授・埼玉県文化財保護審議会会長
岩田 泉 桶川市教育委員会 教育長
内田 奈芳美 埼玉大学文化科学研究所 准教授・アーバンデザインセンター大宮 副センター長
朽木 宏 NPO法人ぎょうだ足袋蔵ネットワーク 前代表理事
實松 幸男 春日部市郷土資料館 館長
本 奈代子 小鹿野町地域おこし協力隊

 

 3 開催状況

(1) 第1回会議(令和元年9月9日月曜日・埼玉県立文書館にて開催)

  本県文化財の概要について、及び本県文化財を取り巻く課題について文化資源課より説明を行い、意見交換を行いました。

資料

主な意見

  • 先人が大切にしてきた文化財を未来へ伝えることが重要である。
  • 文化財によって地域の歴史をイメージすることで子どもに感動を与えることが重要である。
  • 今後は指定文化財以外にも活用の対象を広げていくべきである。
  • 観光化などの文化財の活用の場に文化財担当者が関わる中で、学術的な価値、地域にとっての価値を守るべきである。
  • 文化財を守りながらも、利益が出る活用が可能な形を検討すべきである。
  • 大綱は市町村を縛るものではなく、市町村の向上につながるよう、援助することが必要である。

 

(2) 第2回会議(令和元年10月4日金曜日・さいたま市民会館うらわにて開催)

 埼玉県文化財保存活用大綱(案)の作成について、意見交換を行いました。

資料

  • 埼玉県文化財保存活用大綱(案)たたき台

主な意見

  • 博物館・美術館等の施設は入館者数だけでなく、本物の価値を伝えるクオリティが重要である。
  • 全体として、大綱は明るい未来へ向けた積極的な表現をすることが望ましい。
  • 建築士会との連携では、ヘリテージマネージャーについても言及すべきである。
  • 県全体の大きなストーリーを提供することも県の役割として必要ではないか。
  • 文化財の観光活用は対象を県民に限定するべきでない。
  • 過去の埼玉県の文化財に関する蓄積の一覧を掲載すべきである。

 

お問い合わせ

教育局 文化財・博物館課 指定文化財担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 職員会館5階

ファックス:048-830-4965

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