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掲載日:2024年6月15日
視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(令和元年法律第49号。以下「読書バリアフリー法」という。)のねらいは、視覚障害者等の読書環境の整備を総合的かつ計画的に推進し、障害の有無にかかわらず、全ての人が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に寄与することです。
読書バリアフリー法第2条で、「視覚障害、発達障害、肢体不自由その他の障害により、書籍(雑誌、新聞その他の刊行物を含む。以下同じ。)について、視覚による表現の認識が困難な者」を、「視覚障害者等」と定義しています。書籍を持つことやページをめくることが難しい人も含まれます。
読書バリアフリー法第8条に、地方公共団体は計画を定めるよう努めなければならないとあります。
印刷された活字文書の利用を支援する機器や障害者等が電子書籍を再生する機器のことです。前者の例として、拡大読書器、眼鏡、拡大鏡(ルーペ)、書見台、リーディングトラッカー、活字自動読み上げ機などがあります。後者の例として、デイジー再生機、画面読み上げソフト・画面拡大ソフト・活字OCRソフト・点訳ソフトを搭載したパソコンやパソコンの画面を点字で表示する点字ディスプレイがあります。
デイジー(DAISY)とは、Digital Accessible Information Systemの略で「アクセシブルな情報システム」を指し、視覚による表現の認識が困難な方のために製作されるデジタル図書の国際標準規格です。
デイジー図書とは、デイジー規格で製作されたアクセシブルな電子書籍の総称です。読みたい章やページに移動したり、再生スピードを変えたりすることができるといった特徴があります。
デイジー図書の種類に、音声デイジー、テキストデイジー、マルチメディアデイジーがあります。
視覚障害や発達障害、肢体不自由その他の障害により視覚による表現の認識が困難な方が利用しやすい書籍のことです。
例えば、点字図書、拡大図書、音訳図書等があります。
点字図書館は、身体障害者福祉法第34条に定める視聴覚障害者情報提供施設の一つです。点字図書やデイジー図書の製作・貸出、図書の紹介、点訳ボランティア・録音ボランティアの養成などを実施しています。埼玉県では昭和53年4月に熊谷市内に設置しました。
県立図書館は、図書館法第10条に基づく社会教育施設です。県立図書館は県民の多様な学習要求にこたえ、県民の課題への取組や自発的な活動を支援するため、資料や情報を提供しています。利用者それぞれの図書館利用における障害に配慮し、その人にあった形態や方法、案内によるサービスを提供しています。点字図書やデイジー図書の製作も行っていますが、点字図書館や市町村立図書館に比べ、専門的な内容の本を扱っています。音訳者やデイジー編集者を養成し、有償で音訳・編集を依頼しています。
正式名称は「視覚障害者情報総合ネットワーク」。視覚障害者等に対して、全国の点字図書館が作成した点字図書やデイジー図書のデータ等を提供するネットワークです。日本点字図書館がシステムを管理し、全国視覚障害者情報提供施設協会が運営を行っています。
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