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掲載日:2024年12月24日
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第4期埼玉県教育振興基本計画では、教育を取り巻く社会の動向や第3期計画の成果と課題などとともに、「埼玉県5か年計画」や「埼玉教育の振興に関する大綱」を踏まえ、また国の新たな「教育振興基本計画」も参考にしながら、SDGsの達成年限である2030年や、更には日本の高齢者人口がピークとなる2040年を見据えた中長期的な視点に立ち、今後5年間に取り組む本県教育の目標と施策の体系を示していきます。
将来の予測が困難な時代において、一人一人が豊かで幸せな人生を送るとともに、持続的に発展する社会の創り手となるためには、教育の使命は極めて重要です。
こうした状況において、第3期計画の基本理念の考え方は変わらず重要であり、第4期計画においては第3期計画の基本理念を継承し、次のとおり掲げます。
この基本理念は、第3期計画の基本理念を継承しつつ、社会の変化への対応が差し迫っている今、更に充実した学びにすることで、教育の使命を果たしていくため、県民の誰もが参画し得る生涯を通じた多様で深い学び(「豊かな学び」)によって、人生や社会の未来を切り拓く力を育む(「未来を拓く」)ことを目指すものです。
第3期計画においては「豊かな学び」を「県民の誰もが参画し得る生涯を通じた多様な学び」と定義しましたが、そこに「深い」という言葉も加えることで、子供たちの未来を切り拓く力を一層強く育んでいきます。
第4期計画では、上述の基本理念の下、次の2点を計画全体に共通する視点として、各施策に反映します。
一人一人が自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重する共生社会の実現に向けた教育の推進という視点を、障害や不登校、貧困、日本語能力、家族の介護等といった一人一人の状況に応じた支援だけでなく、全ての施策に生かすことが重要です。
今後、社会全体のDXが加速していく中で、学校教育や社会教育など教育の分野において、これまで実現できなかった教育方法の変革によって教育の質を向上させるためには、教育DXを更に推進していくことが不可欠です。
基本理念「豊かな学びで 未来を拓く埼玉教育」を踏まえ、10の目標のもとに、29の施策と153の主な取組を設定しています。また、進捗状況を把握するため、36の指標を設定しています。
<10の目標>
計画書のデジタルブックはブックシェルフ埼玉でご覧いただけます。(クリックで外部サイトに遷移します。)
ダイジェスト版ダウンロード(PDF:3,513KB)(別ウィンドウで開きます)
計画の策定に当たり、寄せられた御意見及び県の考え方を公表します。
(1)意見を募集した期間
令和5年10月16日(月曜日)から11月15日(水曜日)まで
(2)意見件数
36人から108件
区分 | 人数 | 意見件数 |
郵送 | 1 | 1 |
ファックス | 1 | 1 |
電子メール | 34 | 106 |
合計 | 36 | 108 |
(3)意見の反映状況
意見件数 | |
A 意見を反映し、案を修正したもの | 4 |
B 既に案で対応済みのもの | 31 |
C 案の修正はしないが、実施段階で参考とすることとしたもの | 41 |
D 意見を反映できなかったもの | 9 |
E その他 | 23 |
合計 | 108 |
詳細は、次のとおりです。
第4期埼玉県教育振興基本計画策定までの経緯については、こちらをご覧ください。
過去の埼玉県教育振興基本計画については、こちらをご覧ください。(計画期間は終了しています。)
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