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掲載日:2023年12月21日
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埼玉県選挙管理委員会では、若年層の低投票率の改善を図るため、大学生の選挙啓発活動への参画を推進する取組みとして「埼玉県選挙カレッジ」を実施します。ここでは、1年間の活動内容について紹介します。
平成24年5月30日(水曜日)に任命書交付式を選挙管理委員会室で行い、県内の大学に在籍する学生11人を、選挙カレッジ実習生(第1期)として任命しました。交付式の後、今後1年間のスケジュール等についてのガイダンスを行いました。
平成24年6月30日(土曜日)に第1回目の定例会を行いました。
選挙の基礎知識、選挙の種類、選挙権・被選挙権、選挙人名簿、議会の仕組みについて講義を行いました。
(講義内容についてはコチラ!(ワード:132KB))
埼玉県選挙管理委員会では、成人式の際に選挙啓発冊子「VOTERNOTE」を配布しています。
実習生は、昨年度埼玉県選挙管理委員会で作成した冊子を元に、どのような内容であれば、若者達に自ら冊子を見たいと思わせることができるかや、選挙の大切さをより伝えるにはどうすればよいかなどを検討しました。
具体的には、冊子の内容に対する検討はもちろん、冊子の規格についても熱心に議論しました。実習生からは次
のような意見が出されました。
今後1年間で行う取組内容について話し合いを行いました。
埼玉県選挙管理委員会が提示した取組案以外に、実習生からは次のような取組が提案されました。
(ちなみに、埼玉県選挙管理委員会が提示した取組案はコチラ!(ワード:45KB))
また、今後の取組内容として「出前講座の教材の作成・実施」と「参議院議員通常選挙における選挙時啓発の検討」の2テーマについてどちらを行うか実習生に決めてもらったところ、多数決で「出前講座の教材の作成・実施」を行うこととなりました。
最終的に、第1期生が行う主な取組内容は、次のとおりです。
※なお当日は、(財)明るい選挙推進協会の鈴木さんと渡辺さんが本県まで取材に来られました。
今後も御協力のほどよろしくお願いいたします。
平成24年7月29日(日曜日)に第2回目の定例会を行いました。
投票・開票についての講義を行いました。
(講義内容についてはコチラ!(ワード:345KB))
考えてみよう1での実習生の意見
質問 投票は、各選挙につき、一人一票(主義)としているのは、なぜだろう。
考えてみよう2では、少子高齢化によって、どうしても若者の意見に比べ高齢者の意見の方が反映される社会になっているという現代の問題に触れました。併せて、少数意見を尊重し、反映していくことも今後の社会においてはさらに重要になってくることを話し合いました。
実習生達の意見は以下のとおり
ア 対象の範囲について
イ 冊子の規格について
話し合いの結果、大きさはA5判で、常に携帯するものというよりは、読み物として保管できるようなものを作成することとしました。
ウ 各ページの内容について
4グループに分かれ具体的にどのような内容にするか検討しました。
なお、以下の3つの内容を次回までの実習生の課題としました。
実習生の意見は以下のとおり
Facebook、Twitterを利用して、例えば、選挙カレッジの様子などを発信していきたい。
→何を利用して発信するか、具体的に何をやるのかを次回までの実習生の課題としました。
平成24年8月31日(金曜日)に第3回目の定例会を行いました。
実習生に作成してきてもらった若者向け啓発冊子を基に、内容の検討を行った。
以下実習生たちの意見
ア 対象範囲
→対象範囲は、同年代の20代を中心とした内容にしていきたい。
イ SNSは何を使用するか
話し合いの結果、Facebookを使用することとした。
ウ 啓発をインターネットで行ってデメリットはないか
エ 啓発の内容について
オ コメント等があった場合の対応方法
以下実習生たちの意見
ア 選挙啓発出前講座の対象範囲
イ 選挙出前講座をどこで行うか
ウ 選挙出前講座を行う上でのデメリット
今回、大学で講座を行うとしたが、大学は、1月はテストがあり、2月から休みに入ってしまう。
このことを考えると、早めに講座内容を決定し、11月位からは講座を行いたい。
→11月は文化祭の季節でもあるので、それを利用してみては。
聖学院大は、水曜の2限が全学年休みとなっているので、それを利用したい。
エ 学校への働きかけ(アポイント)はどうするか
オ 選挙出前講座自体について、講座では何を行うか
次回までの課題
平成24年9月28日(金曜日)に第4回目の定例会を行いました。
平成24年10月28日に埼玉県議会議員補欠選挙(東第4区)が行われるため、選挙が行われることの説明を行った。
また、その際に行われる選挙時啓発について協力してもらうため日程調整を行った。
ア 若者向け啓発冊子の内容の検討
前回までの話合いの結果を基に、事務局で啓発冊子を作成し、その冊子にさらに加えるべきものや、削除すべきものなど検討した。
その結果、後半に「投票しても、あまり気がつかないかもしれないが、実際、社会は良くなっている」といった内容のページを入れることとした。
また、索引は削除することとした。(文や体裁は、事務局で直す。)
イ 配布先、配布方法について
第1回定例会で勉強した内容(議会の仕組み)について、より深く理解してもらうため、傍聴を行った。
今回は、一般質問及び答弁について、傍聴を行った。
実習生の感想は以下のとおり。
ア 出前講座を行う内容について
前回、出前講座の内容についていくつか案を出してもらったが、今回の話し合いで、
をもとに内容を検討していくこととした。
今後、実習生に具体的な内容を検討してもらうが、講義のシナリオ案作成におけるポイントとしては、
であり、この流れでシナリオを作成していくこととなった。
イ 出前講座を行う時期について
10月14日(金曜日)までにシナリオの案を作成し、事務局までメールで送ることを課題とした。
平成24年10月30日(火曜日)に第5回目の定例会を行いました。
選挙啓発出前講座の内容について、話合いを行った。
吉野さんの作成してきたシナリオを基本とし、30分くらいの講座内容とした。
講座では講義の他、模擬投票も行う予定。
各大学での講座日時予定について
11月6日(火曜日)までにシナリオを修正したもの及びパワーポイントを、事務局までメールで送ることを課題とした。
また、次回の選挙カレッジ(11月18日(日曜日)予定)までに、講座に用いるアンケート及び選挙公報を事務局までメールで送ることも課題とした。
※その他
11月10日(土曜日)に実習生自ら集まって、発表の練習をするとのこと。
はじめに、実習生に埼玉県選挙管理委員会で、Facebook及びTwitterを始めた旨を伝えた。
次に、実習生に啓発活動の内容について検討してもらったところ、以下のような案が出された。
また、実習生にガイドラインを渡し、発信したい内容について、実習生自らが文章を考え、随時事務局あてにメールをするよう伝えた。
若者向け啓発冊子について、既に内容は決定していたが、予算の都合上、冊子の大きさが、A5判からA6判になる旨を伝えた。
また、ページ数も削る必要があったため、実習生と話合いを行い、カレンダーと選挙区(県議会議員)を削除することとした。
選挙啓発について、実習生から出た案は以下のとおり
その他、各大学でできそうな内容は以下のとおり
平成24年11月18日(日曜日)に第6回目の定例会を行いました。
各大学で行う、選挙啓発出前講座の発表の練習を行った。
また、模擬投票を行うと思うが、投票箱については、衆議院議員総選挙の関係で、貸し出しは難しい旨を伝え、実習生達で作成することとした。
衆議院議員総選挙において、選挙カレッジ生がCMに出演することになり、テレビ局から提案されたシナリオ(2種類)のどちらが良いか選考した。
また、併せてCM撮影の日程調整も行った。
平成24年12月28日(金曜日)に第7回目の定例会を行いました。
以下の内容を、第8回選挙カレッジで報告することとなった。
なお、発表時間は1人10分~15分程度。パワーポイント(もしくは紙ベース)で発表を行う。
第2期選挙カレッジ実習生を募集にあたって、大学の友人、後輩への参加の呼びかけを行うよう依頼した。
また、募集にあたって、どのような点を改善すべきか次回までに検討してくるよう依頼した。
それから、募集にあたって、「選挙カレッジ」という名称を変更し、受け入れられやすい名称を考えてくる事も次回までの課題とした。
平成25年2月19日(火曜日)に第8回目の定例会を行いました。
1年間の活動のまとめについて、一人一人発表をした。発表時間は1人につき10分~15分程度。
などを発表した。
次回の修了式で代表者が最終発表を行うこととなった。
第2期選挙カレッジ実習生を募るため、大学の後輩等へ参加を呼びかけるよう依頼。
なお名称は、「選挙カレッジ」のままがよいという意見が多数であった。
県選挙管理委員会より、投票率向上のための調査報告書、衆議院議員総選挙における啓発事業及び平成24年度明るい選挙推進事業についての説明を受けた後、学生団体ivote代表上中彩慧さんによる「若者の政治参加の重要性とそれにむけてのアプローチ」という内容の講演を聞いた。
また公演後、学生団体ivote(代表他2名)と意見交換会を行った。主な意見交換会の内容は、以下のとおり。
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