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ページ番号:227707
掲載日:2022年12月27日
Q 村岡正嗣 議員(共産党)
既にカードリーダーを設置した歯科医院でマイナンバーカードの利用があったそうです。カードで患者さんの顔認証を行ったが、どうしても顔を読み取れないので、暗証番号を打ち込んでもらって本人確認をしようとしたが、2回連続で間違ってしまった。3回失敗するとロックが掛かってしまうので、結局、普通の保険証を出してもらって受付したそうです。
現在の保険証が廃止され、マイナ保険証に一本化されたとき、こうしたトラブルに対して、一々役所に行ってパスワードの再登録を行わないといけない事態となります。健康保険証廃止となれば、トラブル続出は容易に想像できます。
知事に伺います。国に対して健康保険証廃止の撤回を求めていただきたい。いかがですか。
A 大野元裕 知事
マイナンバーカードと健康保険証が一体化された場合、医師が服薬や特定健診等の情報をその場で閲覧できるため、患者はデータに基づいた、より良い医療を受けることができるようになります。
また、被保険者証や限度額適用認定証など複数のカードが一元化されるため、利便性が向上いたします。
しかしながらその一方で、健康保険証の廃止によって、被保険者が医療機関を受診する際にトラブルが生じないようにすることは大変重要なことだと考えております。
マイナンバーカードと健康保険証の一体化につきましては、国において12月上旬に検討会を立ち上げ、今後、医療関係者ら専門家の意見を聞く作業部会を設けるなど、対応を進めていると聞いております。
一体化にはメリットがございますが、県といたしましては、最大限のメリットを最小限のリスクで享受するべきと考えており、マイナンバーカードと健康保険証の一体化の進捗を注視しており、健康保険証廃止の撤回を現時点で求めることは考えておりません。
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