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掲載日:2022年3月30日
Q 松坂喜浩 議員(県民)
埼玉県では、今年度で5回目となる通学路安全点検を実施、特に昨年6月に発生した千葉県八街市の交通死亡事故を受け、危険箇所の安全対策を取りまとめた第5期埼玉県通学路整備計画が予定より1か月も前倒しで策定されました。今後、この計画に基づき、1日も早く子供たちを守る安全対策を進めていく必要があります。これは県内全域でございます。
そこで、私の地元で整備計画の対象路線に位置付けられた3か所の歩道整備についてお伺いいたします。
まず、県道東松山越生線の東松山市石橋地内の市立南中学校から国道254号までの区間でございます。次に、県道川越栗橋線と県道日高川島線が交差する川島町牛ヶ谷戸地内にあります山ヶ谷戸交差点から、県道平沼中老袋線までの区間です。最後に、県道小八林久保田下青鳥線について、吉見町下細谷地内にある吉見町役場から南側200メートルの区間です。これらの3か所について、地元では小中学校の通学路として早期に事業着手していただけることに期待を寄せています。
そこで、3か所の通学路の整備に向けた今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
議員御質問の3箇所につきましては、令和3年10月に策定した第5期埼玉県通学路整備計画の対象路線に位置付けております。
まず、県道東松山越生線につきましては、越生町方面から東松山市立南中学校までの4.1キロメートル区間で歩道が整備されております。
この中学校から国道254号までの840メートル区間については、歩道が未整備となっているため、順次、中学校側から整備を進める予定です。
次に、県道川越栗橋線につきましては、現在、太郎衛門橋から川島町の山ケ谷戸交差点までの680メートル区間について整備を進めており、令和4年度に完成する予定です。
この完成を受け、御質問の山ケ谷戸交差点から県道平沼中老袋線までの区間のうち、まずは、交差点から170メートル区間の整備を進める予定です。
最後に、県道小八林久保田下青鳥線につきましては、吉見町役場から県道東松山鴻巣線までの350メートル区間の歩道が未整備となっております。
このうち、南側の150メートル区間は、県道東松山鴻巣線の4車線化事業に併せて、歩道を整備するため、残る200メートル区間について、新たに整備を進める予定です。
今後は、地元の皆様の御理解と御協力を頂きながら、事業に着手してまいります。
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