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掲載日:2020年7月10日

令和2年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(守屋裕子議員)

県立川越特別支援学校の教室不足解消のために!!

Q  守屋裕子  議員(共産党)

私の地元川越特別支援学校は、48年前、1972年の設立です。昨年、私は特別支援学校を視察させていただきました。生徒の過密教室の状況を是非見てほしいと、市民の方から寄せられたのがきっかけでした。今年5月時点で小学部が107人、中学部が43人、高等部が89人の239人の生徒がいます。1教室を間仕切りして3学級で使用しているのが1教室、2学級で使用しているのが16教室あります。
校長先生は、「今でも過密状況の中で、先生たちの休憩室や会議室などが職員室に変わり、PTAの打合せも資料室で行ったりしています。これ以上子供たちが増加すると、受け入れることができなくなるのではないかと思っている」と話していました。男性の先生たちは更衣室がなく、体育館の2階フロアにロッカーを配置しています。ここを休憩室としても利用していますが、エアコンもなく、気の毒です。
教育長、17教室も教室を間仕切りして複数の学級で使用せざるを得ない状況に対しての見解をお伺いいたします。一刻も早く教室不足を解消するために、県立高等学校の分校の拡張など対策を行うべきと考えますが、教育長、御答弁ください。

A  高田直芳  教育長

まず、教室を間仕切りし複数の学級で使用せざるを得ない状況についてでございます。
県立川越特別支援学校では、児童生徒数が過去10年で約1.5倍になっており、その結果、1つの教室を複数の学級で使用するなど、過密な状況にございます。
こうした状況は、残念ながら県内の知的障害特別支援学校に共通しており、喫緊の課題であると認識しております。
次に、教室不足を解消するために分校の拡張など、早急に対策を行うべきについてでございます。
県では、平成31年3月に「埼玉県特別支援教育環境整備計画」を策定し、現在、知的障害特別支援学校の新設や高校内分校の設置などに、積極的に取り組んでおります。
令和3年4月には松伏高校、令和4年4月には上尾南高校、北本高校、宮代高校に高校内分校を開設することとしております。
引き続き、過密解消に向けた取組を進めるとともに、市町村との連携を強化し、特別支援学級を充実させるなど、教育環境の改善にしっかりと取り組んでまいります。

再Q  守屋裕子  議員(共産)

川越特別支援学校について、先ほど年度ごとに分校を作っていくということでありましたけれども、もう本当に今、過密状態は全県でまん延しているんです。そういう中で、先生たちも大変な状態。私も昨年、見に行ったんですが、知的障害者の子供たちでもいろんな子供たちがいるんです。そういう中で過密状態になってというのは大変な、教育が思うようにできないというのがはっきりしていまして、これを何とかさせていかなきゃならないという点では、教室不足を解消するためにも何としてでも高等部などに分校をというのは、これは1年ごとにやるといっても、もっと思い切った対応をしなければならないと思うんです。
そういう点では、どうぞ生徒たちが本当に過密にならないでちゃんと学校に行かれるような、そういうことをしてもらいたいという思いで、もう一度お聞きいたします。

再A  高田直芳  教育長

分校などの設置をもっと拡大せよ、という御趣旨かというふうに承りました。
県内の知的障害特別支援学校に共通しております過密解消は、大きな課題であると認識をいたしております。
引き続き、高校内分校の設置も含め、取組を積極的に進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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