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掲載日:2024年10月8日
Q 小川真一郎 議員(自民)
この県道は深谷市の中心市街地と旧川本地域を結ぶ幹線道路であり、深谷市内で荒川を渡河できる数少ない路線の一つでございます。また、この県道の深谷市区内は緊急輸送道路にも指定されており、災害時には緊急物資の輸送や救急搬送に利用される道路とされております。しかし、この県道の旧川本地域では武川駅に近接した踏切があり、さらにその南側で国道140号とクランク状に交差していることから、朝夕を中心に交通渋滞が発生しております。今年6月に発生した大阪北部地震の際には、地震の被害地では踏切が下りたままとなり、長時間にわたり交通が遮断され、救急搬送に支障を来すという事態が発生しており、この箇所も被害時には同じ状況となることが懸念されます。
これらの問題を解決するため、現在県により国道140号バイパスの上原交差点から国道140号武川交差点までの区間について、秩父鉄道との立体交差を含むバイパス整備が実施されております。地元の方々はこの現在の状況の改善を図るためにも、このバイパスの早期の完成を待ち望んでおります。
そこで、この県道深谷嵐山線のバイパスの現在進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。
A 西成秀幸 県土整備部長
この県道が国道140号と交差する武川交差点付近は、クランク状になっており、踏切も近接していることから朝夕の通勤通学時間帯を中心に交通渋滞が発生しております。
このため、安全で円滑な交通の確保に向けて、国道140号バイパスから武川交差点までの約1.1キロメートル区間について、秩父鉄道との立体交差を含むバイパス整備を進めております。
現在の進捗状況ですが、用地買収率は94%となっております。
用地取得が完了している国道140号バイパスから都市計画道路武川駅北大通り線までの480メートル区間について、順次工事を進めております。
これまでに、260メートル区間が完成しており、平成30年度中には残る220メートルが完成し、この区間については全て両側に歩道のある2車線の道路として供用ができる見込みです。
今後は、武川交差点南側の用地取得を進めるとともに、立体交差部の工事着手に向け、道路構造や整備スケジュールの調整を秩父鉄道と進め、事業の推進に努めてまいります。
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