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掲載日:2024年10月8日
Q 須賀敬史 議員(自民)
JR蕨駅西口交差点と川口市を結ぶ県道川口蕨線は、沿線に図書館や商店などが建ち並び、蕨市の顔となる中心市街地を形成する延長2.9キロの重要な路線であります。また、本線は駅周辺を通ることから、特に朝夕の歩行者や自転車の通行が多い道路でもあります。
この道路では、平成9年より電線類の地中化による無電柱化事業が進められており、蕨駅西口から塚越陸橋までの区間では無電柱化工事が完了し、歩行者が快適に利用できる環境となっています。しかし、塚越陸橋から川口市境までの約600メートルの区間ではいまだ電柱が立林し、上空には電線が張りめぐらされている状況です。そのため街並みの景観を損なうだけでなく、道路の幅員が狭いことにより、通行の妨げとなっています。また、地震、竜巻、台風などの大規模災害時には、電柱などの倒壊による通行人の負傷や道路の寸断などの原因にもなると考えられます。実際に、西日本を中心に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨災害では、数多くの電柱が倒壊し、道路の支障になったとのことであり、一日も早い無電柱化が必要と考えます。
そこで、この区間の無電柱化の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いをいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
この道路は、蕨駅や西川口駅付近の商店や住宅地が密集する市街地を通り、駅へ向かう歩行者などが多く通行しております。
このため、道路利用者の安全性確保や市街地の防災性向上を目的に、済生会川口総合病院から県道蕨停車場線までの延長約2.6キロメートルの区間で無電柱化事業を進めております。
このうち、平成29年度末時点で約2キロメートルの無電柱化が完了しております。
御質問の残る600メートル区間につきましては、現在測量を進めており、引き続き平成30年度中に詳細設計に着手する予定です。
また、この区間には一級河川緑川を跨ぐ箇所があることから、無電柱化の施工方法についてもあわせて検討してまいります。
今後とも、沿道の皆様や電線管理者など関係者との調整を進め、早期に無電柱化の工事に着手できるよう努めてまいります。
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