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掲載日:2023年12月1日
Q 権守幸男議員(公明)
この事業は、本県東部地域の更なる発展に欠かすことはできません。一日も早い着工を祈りつつ、今定例会でも質問します。
今年の2月定例会で私が行った春日部駅付近連続立体交差事業についての一般質問に対し、知事は、「平成29年度中に国との設計協議を開始したいと考えております」と答弁され、その後、知事は顔を上げ、私のほうをぐっと見ながら、「長い間お待たせしました。やっとスタートラインに着くことができました」と、大変力強い言葉を付け加えられております。
知事は、県が平成22年3月に行った事業費の縮減や工期短縮後、勘案した事業再評価以来、具体的に進んでいないこの事業を、これから力強く進めていくことを高らかに宣言したのであります。知事の答弁を聞いていて、いよいよこの事業が本格的に始動することを私は確信をいたしました。また、地元春日部市の住民からも、この答弁について大変な喜びの声、期待する声をいただいております。
知事の前向きな答弁を引き出せたのは、私であると言いたいところですが、もちろん私1人ではなく、春日部駅付近連続立体交差事業促進期成同盟会をはじめ、埼玉県議会アーバンパークライン利便性向上促進議員連盟の皆様による国や東武鉄道への粘り強い要望活動のほか、春日部市議会東武春日部駅利便性向上促進議員連盟など、多くの関係者の御努力が実ったものであります。埼玉県は、今年度中に国との設計協議を開始するために、東武鉄道が提出した春日部駅にある東武アーバンパークライン野田線のホームを、これまでの1面2線から倍増の2面4線とし、現在3面5線の春日部駅を4面8線とする輸送改善計画を基に、県、春日部市と東武鉄道の三者間で協議を断続的に行っていると聞いています。
そこで伺います。今年の2月定例会の知事の答弁から既に10か月がたとうとしております。今年度は、残すところわずか3か月です。国との設計協議開始の前提となる三者協議の現在の進捗状況と、今後の国との設計協議開始の見通しについて県土整備部長にお聞きします。
A 西成秀幸 県土整備部長
国との設計協議開始の前提となる三者協議の現在の進捗状況と今後の国との設計協議開始の見通しについてでございます。
平成28年11月末に東武鉄道から提案のあった輸送改善計画は、東武アーバンパークラインのホームが新たに1面増えるなど、これまで想定していた鉄道施設の前提条件を大きく変えるものでした。
このため、駅の幅が広がり、鉄道の高架化の手順や施工方法などについて改めて検討する必要がございました。
また、鉄道の高架化の検討と併せて、まちづくりとの関連が深い自由通路や駅前広場のあり方などについても3者で協議を重ねてまいりました。
これまでに、国との設計協議に必要な事業計画の案をとりまとめ、本年11月末から国との設計協議を開始いたしました。
今後の連続立体交差事業に着手するまでに必要な手続きとして、国との設計協議において事業計画を確定した後に都市計画決定手続き、国の事業認可の取得などがあります。
春日部駅付近連続立体交差事業の事業化に向け、まずは国との設計協議を早期に整えてまいります。
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