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掲載日:2022年12月20日

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第211回簡易アンケート「下水道に関する意識調査」の結果を公表しました

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和4年10月20日(木曜日)~10月26日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 対象者:全県政サポーター(3,268名)(内、県内在住 3,022名)
  • 回収率:67.1%(2,192名/3,268名)(内、県内在住 66.8%(2,018名/3,022名))

回答者属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある)

  人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
全体 2,192(2,018) 100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
16~19歳 11(11) 0.5(0.5)
20~29歳 101(92) 4.6(4.6)
30~39歳 211(186) 9.6(9.2)
40~49歳 426(391) 19.4(19.4)
50~59歳 573(529) 26.1(26.2)
60~69歳 404(365) 18.4(18.1)
70歳以上 466(444) 21.3(22.0)

 

職業 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 215(194) 9.8(9.6)
家族従業(家業手伝い) 12(10) 0.5(0.5)
勤め(全日) 798(724) 36.4(35.9)
勤め(パートタイム・アルバイト) 328(309) 15.0(15.3)
専業主婦・主夫 321(294) 14.6(14.6)
学生 47(43) 2.1(2.1)
その他、無職 471(444) 21.5(22.0)

 

性別 人数(人)(内、県内在住) 比率(%)(内、県内在住)
男性 1,245(1,143) 58.1(58.0)
女性 873(805) 40.7(40.8)
回答なし 25(24) 1.2(1.2)

※任意回答(総数:2,143人(1,972人))

(2)調査結果の見方

  • 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。
  • 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。
  • 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。 
  • グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。
  • 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

埼玉県流域下水道は、県内に9つの下水処理場を設置し、県内63市町村のうち47市町の公共下水道から約558万人分の下水を受け入れ、処理し、河川へ放流しています。その処理能力は流域下水道において全国一です。

県では、生活に欠かせない社会インフラである下水道を将来にわたり維持していくため、県民の皆様に下水道の役割やその重要性を理解いただくための取組を行っています。

県政サポーターの皆様の下水道に対するご意見などを伺い、今後の参考とさせていただくため、アンケートを実施しました。

アンケート結果は、今後の下水道広報やホームページ更新の参考とさせていただきます。

担当課

下水道局 下水道管理課 企画・調整担当

TEL:048-830-5446(E-mail:a5440-06@pref.saitama.lg.jp)

3 調査結果

下水道の印象について

→『ポジティブ(計)』が7割強(70.4%)

質問1

あなたは、下水道についてどのような印象をお持ちですか。
ポジティブ:水や街をきれいにする役割、生活に欠かせない、都会的 など
ネガティブ:臭い、汚い など

問1グラフ

下水道についての印象を尋ねたところ、「ポジティブ」(33.6%)と「どちらかといえばポジティブ」(37.0%)を合わせた『ポジティブ(計)』が7割強(70.4%)であった。

下水道の役割について

→「川や海をきれいに保つため、汚れた水を処理すること」が8割半ば超(87.4%)

質問2

下水道の役割について、あなたが知っているものは何ですか。(複数選択可)

問2グラフ

下水道の役割について知っているものを尋ねたところ、「川や海をきれいに保つため、汚れた水を処理すること」が最も多く8割半ば超(87.4%)であった。

次いで、「水洗トイレが使用できること」が8割強(82.3%)であった。

下水の処理について

→『知っている(計)』が6割半ば超(66.9%)

質問3

あなたが使った水は、下水道や浄化槽を通じて、最終的にどこに排水されているかご存じですか。

問3グラフ

使った水が最終的にどこに排水されるか知っているかを知っているか尋ねたところ、「知っている(具体的な河川や、湖の名などまで知っている)」(13.1%)と「ある程度知っている(川や湖に排水していることは知っている)」(53.8%)を合わせた『知っている』が6割半ば超(66.9%)であった。

下水道に関する情報収集手段について

→「特に得ていない」が4割半ば(44.4%)

質問4

あなたは、下水道に関する情報を主に何から得ていますか。(複数選択可)

問4グラフ

下水道に関する情報を何から得ているか尋ねたところ、「特に得ていない」が最も多く4割半ば(44.4%)であった。

次いで「県や市町の広報誌」が4割強(42.7%)であった。

知りたい下水道の情報について

→「災害時の下水道の使用について」が4割強(41.6%)

質問5

下水道に関する情報で、あなたが知りたい情報はどのようなものですか。(複数選択可)

問5グラフ

下水道に関する情報で知りたいものを尋ねたところ、「災害時の下水道の使用について」が最も多く4割強(41.6%)であった。

次いで「大雨から街を守る浸水対策」が4割強(41.3%)、「下水道が詰まったときの対処法について」が4割強(41.1%)であった。

下水道に関するキーワードについて

→「聞いたことがあるものはない」が6割弱(58.3%)

質問6

現在、全国の地方公共団体や関連団体では下水道に関する様々な取組を行っています。以下のキーワードについて、あなたが聞いたことがあるものを教えて下さい。(複数選択可)

問6グラフ

下水道に関するキーワードで聞いたことがあるものを尋ねたところ、「聞いたことがあるものはない」が最も多く6割弱(58.3%)であった。

次いで「マンホールカード」が3割半ば(34.7%)であった。

下水道使用料について

→「知っている」が5割半ば(54.1%)

質問7

あなたのご家庭で、1か月あたりの下水道使用料としていくらぐらい支払っているか知っていますか。

問7グラフ

1か月あたりの下水道使用料についていくらぐらい支払っているか知っているか尋ねたところ、「知っている」が5割半ば(54.1%)であった。

下水道使用料の印象について

→「妥当である」が4割半ば超(47.9%)

質問8

質問7で「知っている」と答えた人への質問です
あなたは、下水道使用料についてどのように感じますか。

問8グラフ

下水道使用料についてどのように感じるか尋ねたところ、「妥当である」が最も多く4割半ば超(47.9%)であった。

「非常に安い」(0.9%)と「安い」(4.1%)を合わせた『安い(計)』は5.0%であり、「高い」(40.1%)と「非常に高い」(7.2%)を合わせた『高い(計)』は4割半ば超(47.3%)であった。

下水道使用料の用途について

→「知らない」が7割弱(69.4%)

質問9

質問7で「知っている」「知らない」と答えた人への質問です
あなたは、下水道使用料はどのように使われているかを知っていますか。

問9グラフ

下水道使用料がどのように使われているか知っているか尋ねたところ、「知らない」が7割弱(69.4%)であった。

下水道使用料の値上げについて

→「状況によってはやむを得ない」が5割半ば超(56.3%)

質問10

質問7で「知っている」「知らない」と答えた方への質問です
現在、人口減少による使用料収入の減少や下水道施設の老朽化による改築工事の増加などの問題が進んでいます。
県では、それらの問題に対応するために、下水処理場の統廃合や下水道施設の維持管理の徹底などコスト縮減を図る取組を行っています。
こうした状況の中、さらに問題が進んだ時に下水道使用料が上がるとした場合、あなたはどのように思いますか。

問10グラフ

下水道使用料が上がる場合にどのように思うか尋ねたところ、「状況によってはやむを得ない」が5割半ば超(56.3%)であった。

「賛成」(7.9%)と「どちらかといえば賛成」(9.2%)を合わせた『賛成』は1割半ば超(17.1%)、「どちらかといえば反対」(12.8%)と「反対」(8.1%)を合わせた『反対』は2割強(20.9%)であった。

自由意見

質問11

県の流域下水道事業についてご意見、ご要望があれば教えてください

<主なご意見>

  • SNSで情報を得る時代ではありますが、アナログ情報で育った世代としては、広報誌など、紙媒体の情報をもっと広めていただけると情報が得やすくなると考えます。イラスト多用でわかりやすい下水道事業についての説明など、広報の特集で組んでいただくとうれしいです。
  • あって当たり前のものなので、日頃の関心が低くなりがちです。小学生から高校生向けに見学会を行ったりして、どこかで下水について関心を持ち続けられる取組みがあってもよいかと思います
  • 上水に比べて下水のことが解らない。しかし生活に無くてはならないものであることも事実である。広報活動をより展開すべきである。
  • インフラがきちんとしていることは生活する上で非常に重要ですので、利用者として適切に負担することに疑義はありません。ともすれば忘れてしまいがちですが普通に生活するためにも様々なリソースが割かれていることをより理解できるような取組みを求めます。
  • 下水道インフラ維持に経費がかかることは理解できるが、本当に無駄がないのかの検証が必要と感じています。また、家計の負担も大変です。それ故に下水道料金のアップには慎重になって欲しいです。
  • 料金の可視化 使途が明確になり理解が徹底すると思います。
  • どれくらいこれから設備更新に伴う料金アップが見込まれるのか教えてもらえると参考になる。県民として少しでも料金を抑えるためにできることがあるなら広報するべき。
  • マンホールカードは下水道について知るいいきっかけになって良いです。たくさんの市町村が作成してくれるといいなと思います。
  • 汚泥やガス、排熱などの活用や、藻類や微生物を活用した再資源化を進めてほしい。
  • 下水道は県内では普及していると思われますが、災害対策にもなりうることは、それほど知られていないようです。こうした面を県民に知らせることで、普及や理解がより深まるように考えられます。

※上記を含め、計 486件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへの御協力ありがとうございました。

お問い合わせ

下水道局 下水道管理課  

郵便番号330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目13番3号 衛生会館2階

ファックス:048-830-4884

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