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掲載日:2025年10月7日

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秩父陸橋平面化事業について

秩父陸橋平面化事業概要

 秩父陸橋は一般国道140号/秩父市上宮地町地内において、旧秩父セメント秩父第一工場への引込線をまたぐ橋梁として整備されました。

 しかし、平成8年に秩父太平洋セメント工場が引込線の使用を停止し、平成20年に工場が解体されたことにより陸橋である必要性がなくなっており、近年の橋梁点検では、主桁等の老朽化が進んでいることが確認され、今後の維持管理のために多大な費用が必要となっています。

 そこで、陸橋を撤去し平面化することにより、地域の安全、周辺地域の開発に寄与することを目的とした事業となります。

橋梁概要

  • 橋  梁  名:秩父陸橋
  • 橋 長:31.80m(3径間)
  • 形 式:上部工 鋼桁橋、RCT桁橋

下部工 逆T式橋台(直接基礎)、壁式橋脚(直接基礎)

  • 架設年次:昭和32年竣工
  • 橋 格:1等橋 TL-20
  • 点検結果:健全度3.判定(H29点検実施)

区分3.:早期措置段階

  • そ  の  他:第一次特定緊急輸送道路

 

全景(建設当時)

橋梁全景(引込線を跨ぐ建設当時の秩父陸橋)

損傷状況(対傾構腐食)

橋梁部損傷状況

 

損傷状況(擁壁Co剥落)

擁壁部損傷状況

これまでの経緯

  • 平成 8年 秩父太平洋セメント引込線を廃止
  • 平成21年度 秩父陸橋の平面化要望(秩父市から秩父県土へ)
  • 平成24年度 秩父陸橋の保全・活用について要望(秩父商工会議所から秩父市へ)
  • 平成30年度 秩父陸橋の早期撤去の要望(上野町町会、上宮地町会から秩父市へ)

国道140号秩父陸橋平面化に関する要望(秩父市から秩父県土へ)

秩父陸橋の保全・活用について要望取下げ

事業着手 


  • 平成30年度 秩父陸橋撤去詳細設計及び迂回路検討

  • 令和元年~3年 平面化交通解析実施、平面化詳細設計、迂回路線形検討

  • 令和 4年度 都市計画変更(立体交差⇒平面交差)

  • 令和 5年度 迂回路用地・借地調整

  • 令和 6年度 迂回路工事・陸橋撤去工事着手

平面化に向けたスケジュール

  • 令和 7年度 陸橋撤去完了・無電柱化工事着手・道路工事着手
  • 令和 8年度 無電柱化工事完了・道路工事完了・交差点工事着手
  • 令和 9年度 交差点工事完了・迂回路撤去・平面化完了(道路共用予定)
  • 令和10年度 電線類入線工事・既設電柱抜柱

秩父陸橋平面化事業概要(令和7年9月末時点)

進捗状況および完了イメージ(PDF:897KB)(別ウィンドウで開きます)

 


お問い合わせ

県土整備部 秩父県土整備事務所 道路環境担当

郵便番号369-1871 埼玉県秩父市下影森1002-1 埼玉県秩父県土整備事務所

ファックス:0494-21-1270

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