トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 農林部 > 農林部の地域機関 > 寄居林業事務所 > 研究成果・普及・報告書 > スギ花粉飛散は昨年並み -スギ雄花着生調査の結果まとまる-
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掲載日:2024年1月15日
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埼玉県寄居林業事務所森林研究室では、県内45地点でスギ雄花の着生状況を調査し、結果をまとめました。
1 調査結果の概要
調査の結果、雄花が全面に多く着生したAランクの調査木が9.1%、全面に着生したBランクが51.1%、疎らに着生したCランクが37.9%、雄花が認められないDランクが1.8%で、Bランクの多い年となりました。
令和6年春の推定雄花数は、埼玉県で調査を実施した平成13年以降の23年間では10番目に多い量となりました。これは、過去22年の平均値とほぼ同等、令和5年春の推定雄花数とほぼ同等です。このことから、スギ花粉発生源である雄花数は「過去22年の平均並み」、また「昨年並み」と見込まれます。
2 調査の概要
上記調査地のスギ雄花着生状況は花芽が形成される夏季の日照時間や気温、降水量及びスギの生理状態によって決まります。
実際のスギ花粉飛散は飛散時の気温・風速・風向などの気象条件によって地域ごとに異なります。テレビ等の地域・日々の花粉飛散情報により、花粉症のかたは適切な時期に医療機関を受診してください。
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