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掲載日:2024年6月27日
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この記事は、2021年7月に掲載した記事です。
神川町と上里町の特産品である梨。今回は上里町の相川梨園の相川さんにお話を伺ってきました❕❕
皆さんはkamikaminashi隊をご存知ですか??
kamikaminashi隊とは梨のライバル産地、神川町と上里町の生産者さんが手を組み2020年に結成された梨のPRグループです。現在7人のメンバーがいて相川さんはその隊長をされています。kamikaminashi隊の名前の由来は神川町(かみかわまち)と上里町(かみさとまち)の「かみ」を組み合わせたそうです。まずは「知ってもらうことから」始めようとインスタグラムやフェイスブックなどのSNSを活用し、梨の情報や隊の活動を発信中。kamikaminashi隊(インスタグラム)
相川梨園の代表の相川さん
神川町と上里町の広報誌2020年8月号の表紙はkamikaminashi隊の皆さんです
また、kamikaminashi隊では、コロナ対策として「感染なし(梨)」と書かれたフェイスシートを手作りで500枚作成。神川町、上里町、県(本庄農林振興センター)などにも寄付したそうです。梨の栽培で忙しい中、手作りで町のマスコット(神川町:神じいとなっちゃん 上里町:こむぎっち)がデザインされたフェイスシールドを作るなんてすごすぎる…❕❕今回の取材でも対面会話の飛沫感染を予防するビニールシート、消毒、手洗いの徹底などコロナ対策は万全でした❕
相川梨園では、幸水(8月下旬~)、豊水(9月中旬~)を始めとする十種類もの梨が栽培されています❕❕梨ってこんなに種類があるんだ❕と初めて知り、とても驚きました(º ロ º๑)
相川さんは梨の皮の色味を見ておいしい梨を見分けるそうです。朝焼けで皮の色が赤く見える時間帯を避けて一つずつ色味を確認するそう。梨を切らなくても光センサーで糖度を計測できるそうです。 今年はこれから美味しい梨をご賞味いただけます❕❕
残念ながらコロナ禍で今年は試食できないそうですが、お店でご自分で選んで梨を購入する事はできますよ❕❕インターネットやファックスの注文も受けてくれるそうです❕❕
梨の収穫期以外は梨サイダーや梨ゼリーなどの加工品で梨のPR活動をしているそうです。こちらは年間を通して購入できます。サイダーはとても飲みやすく美味しかったですっ ̫ -˘❤︎
ぜひ神川町、上里町に足を運んでみてはいかがですか??とても美味しい梨に出会えるはずです。
取材した当日は梅雨が明け、厳しい暑さの真っただ中。灼熱の夏の暑さと夕立、冬は北の赤城山から吹きつける「赤城おろし」と呼ばれる冷たい風。この寒暖の差によって糖度の高いおいしい梨ができるそうです。
埼玉県の北部は神流川により運ばれた砂利の層があるため水はけがよく、その上に、やはり川により運ばれた肥沃な土壌が栄養分に富み恵まれた農地となっています。明治時代から梨栽培が盛んでしたが、生産者の高齢化、後継者不足により梨農家は年々減少しています。
そうした状況を危惧し、梨の生産地として地域を盛り上げていくため、自分たちにできることから始めていこうと、相川さんが知り合った方に声を掛けkamikaminashi隊を結成しました。実家が梨農家のベテランの方もいれば、この春から研修中の方まで経歴も様々。インスタグラムには日々の梨農家の活動のほか、趣味のスポーツの画像もアップされています。 「インスタグラムで興味を持った方が梨のこと、神川町や上里町を知ってくれたら。挑戦できることをまずやってみて試行錯誤を繰り返しながら仲間と一緒に前に進んでいきたい」と相川さんは言います。kamikaminashi隊の今後の活躍が楽しみです。
2020年7月相川梨園 kamikaminashi隊結成式 |
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