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掲載日:2023年2月7日
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日高市日高団地自治会の「北小子ども見守り隊」(平良木敏雄隊長:日高団地自治会会長)の活動を取材させていただきました。
自治会の中には「見守り隊」の他にもいろいろな活動があり、自治会の防犯交通部による「防犯夜間パトロール」や、消防部による「自主防災活動」などの活動を行っています。今回は「見守り隊」の活動に参加させていただきました。
見守り隊の活動は天気に関係なく、学校のある日は毎日交代で主要道路や信号機のない交差点において実施しています。日高市立高萩北小学校は800名を超える児童が在籍していて、隊員の皆さんは常にたくさんの子供達を見守っています。
隊員の数は現在約60名(日高団地自治会及び地域ボランティアの皆さん)です。1年生から3年生は15時の下校、4年生から6年生までは16時の下校で、1日2回、3人の隊員が見守り活動を行ないます。
高萩北小学校の1階に見守り隊の部屋があります。部屋には子供達からのお礼の手紙がたくさん保管されていました。
当日は学校の一斉下校日で、800名を超える児童が一度に帰宅するので道路には子供達の列が長く伸びていました。
見守り隊員の3人がそれぞれの持ち場に移動しました。
大勢の子供達がいるので隊員は安全に気を配っています。
子供達が隊員に元気に挨拶をして帰宅します。
日高団地自治会の青色防犯パトロール車は結成当初から使用していて、日高市では最も古いものになります。左から小川区長、平良木会長、相田香高萩北小学校長、金澤さんです。見守り活動終了後に必ず見守り日誌をつけています。何かあるとすぐに学校に連絡が届くようにしています。
平成16年から行っています。大阪府で起きた小学校の事件の後に近隣でもパトロールをする必要があるのではないかという話がでました。また、そのころに市の教育委員会から依頼があったのがきっかけです。
小学校の下校時の見守り活動、バケツによる消火訓練などの自主防災活動、毎週火曜日夜8時からの夜間パトロール、団地まつりの手伝いなどがあります。
声かけをこまめに行なうなど子供とのふれあいを大事にしています。また、児童の人数が多いので信号のボタンを押す際にはなるべくひとつのまとまりとなって渡れるように心がけています。
子供との関わりが持てることがうれしいです。子供達が慕ってくれたり、挨拶をしてくれることが生きがいにもなります。お礼の手紙もたくさんいただいています。また見守り隊と学校と保護者との間で密に連携が取れるようになったことも非常に大きな成果です。結成時から連絡ノートを使い、何か問題が起きればすぐに学校に連絡するようにしています。
結成時から協力してくれている人も高齢化してきています。長く続けていく必要がありますので、無理のないように、地道に協力をお願いしています。今後も子供達が安全に登下校できる環境づくりをしていきたいと思います。
見守り隊の皆さん、参加させていただきありがとうございました。
下校時に子供同士の喧嘩などが起きると、見守り隊の人達が仲裁に入り解決して帰宅させているとのお話を伺い、隊員の皆さんの子供達に対する暖かい眼差しを感じました。これからも地域に根付いた活動を期待しています。
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