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掲載日:2024年12月2日
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埼玉県では、有機農業者を支援するため、有機農業を実践する方に共通する課題をテーマに研修会を行っています。
令和6年度有機農業に関する研修会を下記のとおり開催いたします。
今回は、静岡県函南町で有機栽培を行い、土壌医としても活動している、伊豆陽なたビオファーム 代表 米倉賢一氏により緑肥作物を活用した土づくりについて講演いただきます。
また、鴻巣市で有機農業を行う「鴻巣有機農業生産グループ」の取組や県農業技術研究センターで行う研究の事例紹介も行います。
有機農業の取組へのヒントを得る場として、是非ご活用ください。
令和7年1月17日(金曜日)午後1時30分~午後4時
(受付開始:午後1時)
クレアこうのす(鴻巣市中央29-1) 小ホール
1 講演
「緑肥作物を活用した土づくりと有機野菜栽培 ~生産性の向上と環境負荷低減を目指して~」
講師:伊豆陽なたビオファーム 代表 米倉 賢一 氏
2 情報提供
(1)鴻巣有機農業生産グループの取組と課題
講師:ガバレ農場 江原 浩昭 氏
(2)バイオ炭の作成と利用の可能性
講師:県農業技術研究センター環境安全担当
(3)埼玉県からの情報提供
有機農業を実践している又はこれから取り組もうとする生産者、環境にやさしい農業を実践している生産者、流通・小売業者、関係機関等(約100名、先着順)
下記サイトより電子申請で申込みいただくか、下部に掲載している参加申込書に必要事項を記入し、ファックスで以下のあて先まで送付ください。
1 申込専用サイト:下記URLより、令和7年1月9日(木曜日)までに申込
2 参加申込書で申し込む場合のあて先:令和7年1月9日(木曜日)までに送付
申込先:埼玉県 農林部 農産物安全課 安全生産・有機担当あて
ファックス:048-830-4832
令和5年度は、県内の有機農業者等を対象に、有機農業に関する全体研修会を開催しました。
主な概要は下記のとおりです。
本研修会は、令和6年2月9日(金曜日)に、鴻巣市文化センタークレアこうのすで開催しました。
前半は、神奈川県平塚市、大磯町で7haの農場を運営し、年間50品目の野菜を出荷している株式会社いかすの取締役 内田達也氏に「サステナブルな農業の取り組み 株式会社いかすの事例」と題して、いかすで事業開始から実際に行ってきた、データ分析や検証、育土の方法について講演いただきました。
後半は、小川町環境農林課より「小川町の有機農業」と題して、有機農業産地づくりの事例紹介を、また、関東農政局生産部生産技術環境課より「有機農業の取組に活用可能な予算事業」について情報提供をいただきました。
当日は67名が参加し、「データ取りの大切さや1つ1つ考えることの大切さを伺えてよかった」、「栽培技術の重要性を聞けてよかった」などの感想がありました。
令和4年度は、県内の有機農業者等を対象に、有機農業に関する全体研修会を開催しました。
主な概要は下記のとおりです。
本研修会は、令和5年1月17日(火曜日)に、オンライン(zoom)で開催しました。
今回は、生産から物流・小売まで行い、有機農業に幅広く関わられている株式会社協同商事の代表取締役社長 朝霧重治氏に「有機農産物の販売・PR等の取組と求められている農産物について」と題して講演していただきました。外国と日本での有機農業に対する認識の違いについてご説明いただいた上で、”オーガニックって、楽しい”をコンセプトとするオーガニック青果店「ORGANIC&CO.」の取組や「COEDO」ビール醸造所(有機農業でオオムギを栽培中)でのフェスの開催など、有機農業と一般消費者との接点を作る活動についてご紹介いただきました。
また、農林水産省から有機JAS取得方法、有機農業の取組に活用可能な予算事業について幅広く情報提供をいただきました。
当日は、77名より参加申込みをいただき、71アカウントから視聴をいただきました。参加者からは「朝霧氏の積極的な幅広い取組については具体的なパイオニア事例として参考になった」などの感想が寄せられ、有意義な研修会となりました。
令和3年度は、県内の有機農業者を対象に、有機農業に関する全体研修会及び有機農業研修会を開催しました。
主な概要は下記のとおりです。
本研修会は、令和3年8月3日(火曜日)に、新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンライン(zoom)上にて開催しました。
Happy village farm園主の石綿薫様より、「作物生理を活かした病虫害に強い作物づくり」と題して、講義をしていただきました。
また、「有機JAS制度による有機農産物の表示」について、独立行政法人農林水産消費安全技術センターの天野克哉様より情報提供いただきました。
当日は、101名のかたから参加申込みをいただき、104アカウントのかたから視聴いただきました。Q&Aコーナーで多数の質問が寄せられ、アンケートでも多くのかたに高評価をいただいた研修会となりました。
本研修会は、令和3年12月17日(金曜日)に、鴻巣市文化センタークレアこうのすにて開催しました。
午前開催の土づくりセミナー(第1部)では、一般社団法人日本有機農業普及協会の小祝様より、「未来を創るBLOF理論 ~高品質・多収穫・高栄養価を実現する次世代有機農業技術とは~」と題して、講演をしていただきました。
午後開催の販路拡大セミナー(第2部)では、株式会社ビビッドガーデンの佐々木様より、「アフターコロナの流通販売の動向と需要に応じた生産について」と題して、講演をしていただきました。
さらに、農林水産省からは「有機JAS認証」について、県内有機農業関連企業や「埼玉県有機農業技術ネットワーク」からはそれぞれの活動について、情報提供いただきました。
当日は午前午後合わせて101名のかたが参加され、直接講師や情報提供者と情報交換を行うことができる場となりました。
令和2年度は、県内の有機農業者を対象に、有機農業に関する全体研修会及び有機農業研修会を開催しました。
主な概要は下記のとおりです。
本研修会は、令和2年8月21日(金曜日)農業大学校にて開催しました。
くまがや農業協同組合の相崎様からは、「土壌診断の重要性と地力について ~堆肥の性質と有機質肥料~」と題して講義をしていただき、その後、農業大学校有機農業専攻のほ場を見学しました。最後に、NPO法人有機農業推進協会の平塚様より、現場の経験を踏まえ、事前に農業者の皆さまよりいただいた質問をもとに幅広いお話をいただきました。
当日は48名のかたが参加され、土づくり技術を中心にそれぞれが抱える課題について、解決へのヒントを得ていただく場となりました。
本研修会は、令和3年1月22日(金曜日)に、新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンライン(zoom)上にて開催しました。
午前開催の土づくりセミナー(第1部)では、土づくりの専門家である一般社団法人日本土壌協会の日高様より、「土づくりと作物生産 ~有機栽培における土づくり~」と題して、講義をしていただきました。
午後開催の販売戦略セミナー(第2部)では、株式会社ファーマーズ・フォレストの松本様より、「コロナ禍における流通販売の動向 ~ファンづくりで確立するビジネスモデル~」と題して、講演をしていただきました。
さらに、県内有機農業者から「有機農業に関する自主企画研修会」開催結果や、商談会へ出展した際の様子について情報提供いただきました。また、昨年度発足した「埼玉県有機農業技術ネットワーク」への参加呼びかけも行われました。
初のオンライン開催でしたが、124名のかたから参加申込みをいただき、第1部は約90アカウント、第2部は約70アカウントのかたから常時視聴いただきました。後日アンケートで多数の質問が寄せられるなど、参加された方々の熱意を感じる研修会となりました。
令和元年度は、県内の有機農業者を対象に、第1回~第3回令和元年度埼玉県の有機農業に関する全体研修会及び令和元年度埼玉県の有機農業に関する情報交換会を開催しました。
主な概要は下記のとおりです。
本研修会は、令和元年8月29日(木曜日)北本市文化センターにて開催しました。
國學院大學教授の久保田様からは、「世界が認めた「小さい農業」―国連「家族農業の10年」と有機農業運動」と題して講演をいただき、その後、神奈川県で有機農業を実践し、NO-RA~農楽~の代表を務めておられる千葉様から「持続可能な農業経営」をテーマに事例発表をいただきました。
当日は57名のかたが参加され、特に緑肥の使用法など技術面で活発な質問が行われました。
本研修会は、令和元年12月5日(木曜日)県民活動総合センターにて開催しました。
SNSを活用した販路拡大手法を学ぶため、株式会社コミュニティネットの代表取締役今井様に「Facebookを活用した有機農産物の販路拡大手法~FacebookとHPの連携をはかりましょう!~」と題して、実習を交えて講義していただきました。
パソコンを利用していただく研修会であったため、参加者は11名と少人数でしたが、講師と個別に相談されるかたが多くみられるなど、互いの距離が近い研修会となりました。
本研修会及び情報交換会は、令和2年1月17日(金曜日)さいたま文学館にて開催しました。
午前開催の全体研修会においては、土づくりについて技術的なことを学ぶ研修とさせていただき、76名のかたにご参加いただきました。
午後開催の情報交換会においては、「求められる有機農産物」をテーマに流通業者の山崎様にご講演をいただき、その後、千葉県で有機農業を実践しておられる豊増様より、循環型農業経営と有機JASについて事例発表をしていただきました。
また、今年度は新たに3社の流通関連企業から情報提供の場を設けさせていただきました。そのほか、県内の有機農業者から技術的なネットワークへの参加呼びかけが行われるなど、89名の参加者の皆さまに、互いに交流する機会としてご活用いただきました。
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