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掲載日:2024年4月18日
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令和5年12月19日(火曜日)、日本野菜ソムリエ協会主催の「クリスマスいちご選手権」が開催され、本県のいちご生産者が
賞を受賞しました!
受賞者一覧
詳細は以下のページでご確認ください。
「クリスマスいちご選手権」北川辺いちご部のべにたまが最高金賞を受賞(埼玉農産物ポータルサイトSAITAMAわっしょい!内ページへ)
「べにたま」は、良食味で早生性・収量性に優れた市場出荷向け品種として、埼玉県農業技術研究センターで育成しました。
種子親:「かおりん(埼玉県育成品種)」
花粉親:「かおり野(三重県育成品種)」
平成24年に、糖度が高く極良食味の「かおりん」、早生で収量性に優れる「かおり野」を交配し、選抜や現地試験を重ね、約9年の歳月を経て育成しました。
そして、令和3年4月、「べにたま」の名称で品種登録出願を行いました。
〇育成者インタビュー:「べにたま」育成の舞台裏(PDF:239KB)
新品種の名称は、県公式SNS等で県民やいちご生産者、職員から名称案を募集し、378件の中から選ばれました。
美しいいちごの色から「紅」、また、「埼玉」や丸い果実のイメージから「玉」の2文字をあわせた「べにたま」と、埼玉のいちごらしい名前が選ばれました。
「べにたま」は、埼玉県内で流通している主要な市場品種「とちおとめ」に比べ、大粒で糖度が高く、さわやかな酸味もあり、口いっぱいに芳醇な香りが広がります。
果肉は真っ白で、赤と白のコントラストがとても綺麗です。
早生性、収量性、輸送性にも優れているので、11月下旬~5月頃まで、美味しくお召し上がりいただけます。
「べにたま」は、現在、加須市北川辺地区及び吉見町、川島町、久喜市菖蒲地区、志木市において、市場出荷産地に限定して栽培を行っています。
スーパー等の量販店に流通する数も少ないため、見かけたときには是非お試しいただき、そのおいしさを実感してください!
(!)知的財産の保護に向けて
「べにたま」の品種登録出願にあたっては、知的財産保護の観点から、改正種苗法に基づく国内の栽培地域指定(埼玉県内限定)及び種苗の海外持出制限を行っています。
併せて、国外の複数の国で品種登録出願を行っており、引き続き、種苗の流出防止対策を図っていきます。
(!)苗の譲渡について
「べにたま」は、令和3年12月現在、市場出荷産地に限定して栽培を行っています。
栽培にあたっては、埼玉県オリジナルブランド育成の観点から、県と団体等で利用契約を結ぶ必要があります。
(!)商標「べにたま」について
「べにたま」(生鮮果実)は、埼玉県の登録商標です。
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