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掲載日:2021年7月8日

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第182回簡易アンケート「キャッシュレス決済の利用状況について」の結果を公表しました。

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期 : 令和3年5⽉20⽇(⽊曜⽇)から5⽉26⽇(⽔曜⽇)
  • 調査⽅法 : インターネット(アンケート専⽤フォームへの⼊⼒)による回答
  • 対象者 : 県政サポーター(3,161人)(内、県内在住2,911人)
  • 回収率 : 72.4%(回答者数2,288人)(内、県内在住72.1%(回答者数2,100人))
  • 回答者の属性 : (百分率表⽰は、⼩数点以下第⼆位を四捨五⼊したため、個々の⽐率の合計は100%にならない場合があります。)

回答者属性

 

人数(人)(内、県内在住)

比率(%)(内、県内在住)

全体

2,288(2,100)

100.0(100.0)

 

 年齢

 人数(人)(内、県内在住)

 比率(%)(内、県内在住)

 16~19歳

19(19)

0.8(0.9)

 20~29歳

115(109)

5.0(5.2)

 30~39歳

224(201)

9.8(9.6)

 40~49歳

472(432)

20.6(20.6)

 50~59歳

590(539)

25.8(25.7)

 60~69歳

392(350)

17.1(16.7)

 70歳以上

476(450)

20.8(21.4)

 

 職業

 人数(人)(内、県内在住)

 比率(%)(内、県内在住)

 個人事業主・会社経営者(役員)

 216(195)

 9.4(9.3)

 家族従業(家業手伝い)

 9(8)

 0.4(0.4)

 勤め(全日)

 858(777)

 37.5(37.0)

 勤め(パートタイム)

 350(327)

 15.3(15.6)

 専業主婦・主夫

 323(295)

 14.1(14.0)

 学生

 45(42)

 2.0(2.0)

 その他、無職

 487(456)

 21.3(21.7)

 

 性別

 人数(人)(内、県内在住)

 比率(%)(内、県内在住)

 男性

 1,298(1,188)

 59.7(59.5)

 女性

 878(810)

 40.3(40.5)

※任意回答(総数:2,176人(1,998人))

 

(2)調査結果の見方

ア. 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答⽐率(%)です。

イ. 回答⽐率(%)は⼩数点以下第⼆位を四捨五⼊したため、個々の⽐率の合計と全体またはカテゴリーを⼩計した数値が、100%にならないことがあります。

ウ. 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の⽐率が0.05%未満のため四捨五⼊の結果0.0%となったものです。

エ. グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を⽰し、回答⽐率は「n」を基数として算出しています。

オ. 複数回答の質問については、その回答⽐率の合計は、100%を超える場合があります。

カ. 断りのないものについては、埼玉県内在住のサポーターからの回答をもとに算出しています。

 

2 調査の目的

国は2025年までに日本のキャッシュレス決済比率を4割に到達させるとの目標を掲げており、県でもキャッシュレス決済

推進策の検討を行っています。

そのため、キャッシュレス決済について県民の皆様のご意見を伺い、今後の事業の参考とさせていただくことを目的に、

アンケートを実施しました。

 

アンケート結果は、今後のキャッシュレス決済推進施策の参考とさせていただきます。

 

担当課

産業労働部 商業・サービス産業支援課 総務・サービス産業担当

電話:048-830-3754 (E-mail  a3750-09@pref.saitama.lg.jp )

 

3 調査結果

キャッシュレス決済の利用状況

 →「利用している」が9割強(92.0%)

 質問1

あなたは、キャッシュレス決済を利用していますか。

キャッシュレス決済の利用状況について尋ねたところ、9割強(92.0%)の方が何らかのキャッシュレス決済を利用していた。

 

キャッシュレス決済の種類について

 →「クレジットカード」が9割弱(89.6%)

 質問2

(質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

あなたが利用している決済方法は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、利用しているキャッシュレス決済の種類について尋ねたところ、「クレジットカード」が最も多く9割弱(89.6%)であった。次いで「交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)」が8割強(80.2%)であった。

 

キャッシュレス決済の利用頻度について

 →「ほぼ全ての支払いをキャッシュレスで行っている」が4割半ば(44.7%)

 質問3

 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

あなたは、キャッシュレス決済をどの程度利用していますか。

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済の利用頻度について尋ねたところ、「ほぼ全ての支払いをキャッシュレスで行っている」が最も多く4割半ば(44.7%)であった。次いで「キャッシュレス決済と現金決済を同程度利用している」が3割半ば(34.3%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用する理由について

→「ポイントや割引を受けられるから」が8割弱(79.3%)

 質問4

 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

あなたが、キャッシュレス決済を利用している理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済を利用する理由について尋ねたところ、「ポイントや割引を受けられるから」が最も多く8割弱(79.3%)であった。次いで「素早く決済ができるから」が7割強(72.6%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用する場所について

 →「コンビニエンスストア」が7割半ば超(76.6%)

 質問5

 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

あなたは、どんな場所でキャッシュレス決済を利用しますか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済を利用する場所について尋ねたところ、「コンビニエンスストア」が最も多く7割半ば超(76.6%)であった。次いで「スーパーマーケット」が7割半ば(74.9%)であった。

 

キャッシュレス決済の利用による行動変化について

 →「対応している店」が6割強(60.9%)

 質問6

 (質問1で「利用している」と回答した方にお伺いします。)

品揃えや価格などが全く同じ場合、キャッシュレス決済に対応している店としていない店ではどちらを選びますか。

質問1でキャッシュレス決済を「利用している」と回答した方に、キャッシュレス決済の利用による行動変化について尋ねたところ、キャッシュレス決済に「対応している店」を選ぶ方が6割強(60.9%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用しなくなった理由について

 →「現金の方が簡単・便利だから」が5割強(52.9%)

 質問7

 (質問1で「利用したことがあるが、現在は利用していない」と回答した方にお伺いします。)

あなたが、キャッシュレス決済を利用しなくなった理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用したことがあるが、現在は利用していない」と回答した方に、その理由を尋ねたところ、「現金の方が簡単・便利だから」が最も多く5割強(52.9%)であった。次いで「使いすぎを懸念したから」が4割(40.0%)であった。

 

キャッシュレス決済を利用しない理由について

 →「現金の方が簡単・便利だから」が6割強(60.2%)

 質問8

 (質問1で「利用したことはない」と回答した方にお伺いします。)

あなたが、キャッシュレス決済を利用しない理由は何ですか。(あてはまるものすべて)

質問1でキャッシュレス決済を「利用したことはない」と回答した方に、その理由を尋ねたところ、「現金の方が簡単・便利だから」が最も多く6割強(60.2%)であった。次いで「個人情報の流出など、サービスのセキュリティが不安だから」が4割半ば(44.9%)であった。

 

今後のキャッシュレス決済利用意向について

 →「懸念事項が解消されれば利用したい」が5割強(52.4%)

 質問9

 (質問1で「利用したことがあるが、現在は利用していない」「利用したことはない」と回答した方にお伺いします。)

今後、キャッシュレス決済を利用したいと思いますか。

質問1でキャッシュレス決済を「利用したことがあるが、現在は利用していない」「利用したことはない」と回答した方に、今後のキャッシュレス決済利用意向について尋ねたところ、「懸念事項が解消されれば利用したい」が5割強(52.4%)であった。

 

キャッシュレス決済利用推進のために県に望むこと

→「支払額の一部還元、ポイント付与」が6割強(63.0%)

 質問10

 キャッシュレス決済推進のため、県にどんな取組を希望しますか。(あてはまるものすべて)

キャッシュレス決済利用推進のために県に望むことについて尋ねたところ、「支払額の一部還元、ポイント付与」が最も多く6割強(63.0%)であった。次いで「キャッシュレス決済対応店舗の増加」が5割強(52.8%)であった。

 

自由意見

  質問11

 今後のキャッシュレス決済に対して、期待することやご意見・ご要望などありましたら、ご自由にお書きください。

<主なご意見>

  • 安全性や個人情報漏えいに大きな不安があるので、今の使用頻度(現在は、PASMO等の交通機関の利用、額の大きな買い物のクレジットカード利用)以上にはキャッシュレス決済は使いたくない。スマホを用いたキャッシュレス決済には安全性について、もっと不安を感じる。
  • 種類が多すぎてカードがいっぱいあるし、お店によって使える方法が違うので現金になるお店も多い。同じものを使えてポイントを貯められるほうが有難いと思う。
  • 決済方法が共通化してる位でないと資金が分散して使いにくい。自由になるお金が多い方は気にならない問題かと思います。
  • 高齢者へのケア(使い方等のフォロー)や子供の金銭感覚の教育をどのようにするかは引き続きの課題かと思っています。
  • 現金決済しかできない店だと、手持ちの現金がないときはあきらめてしまうので、どこでもキャッシュレスで決済できるよう働きかけてほしいです。
  • キャッシュレス決済利用者を増やすための方策よりも、お店側のキャッシュレス決済環境の整備に力を入れていただきたい。新型コロナウイルス感染防止の観点からも、現金のやり取りは極力避けたい。全てのお店でキャッシュレス決済が可能となるよう、個人経営店や小規模店舗への導入経費の補助等を積極的に進めていただきたい。
  • PayPayの地元市のキャッシュバックキャンペーンを機にキャッシュレス決済をメインにするようにしました。やる前はセキュリティの面など色々不安もありましたが、いざやってみるととても便利で、ポイントなども還元されたりメリットもたくさんあるので、キャッシュレス化はいいと思います。ただ、現金のやりとりを全くしないのも、お金の使い方がわからなくなりそうで嫌なので、あえて、現金取り扱いの個人の店なども利用しています。子供達には、現金の使い方をわかった上でキャッシュレスに移ってもらいたいなあとも思います。
  • キャッシュレス決済(特に、コード決済)は、実際に利用してみるまで、「本当に支払いができるのか」とか、「だまされるのではないか」、「実際よりも多くお金を引き落とされるのではないか」など、不安に感じることが多く敬遠していた。しかし、利用してみたらとても便利で、不安に感じていたことも実際には起こらなかったので、安心して活用している。ただ、今後、何か問題が生じたときに、どこに相談したらよいのか分からないので、相談窓口が行政にあるとより安心して利用できると思っています。使い方や、チャージの方法が分からない時とかに、携帯電話ショップで教えてもらえるなどの体制を作って欲しいです。
  • キャッシュレス決済に対応することは、観光で訪れた外国人の方にも利用しやすい環境を整えることにもつながると思います。残念ながらオリンピックによる外国の方の観光の需要は見込めませんが、コロナ禍が終わった時のためにも整備を進めていただきたいと思います。
  • 保育園や幼稚園、学校等での教材費や諸費のキャッシュレス化、口座振替システムの導入を早急にして欲しい。現金をわざわざ用意する手間が減るし、衛生的。子供達が現金を持ち歩かなくて良いので安全です。教育施設で働いている方達の負担軽減にもなります。
  • とても便利です、高齢な私でも使えるのですから、もっともっと利用した方が良いと思います。

 

※上記を含め、計686件の貴重なご意見をいただきました。アンケートへのご協力ありがとうございました。

 

お問い合わせ

産業労働部 商業・サービス産業支援課 総務・サービス産業担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4812

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