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掲載日:2024年9月24日
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花粉症はスギなどの植物の花粉を原因とし、主な症状としてくしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみ・充血などを生じます。花粉症の患者は年々増加しており、多くの方を悩ませ続けている現状があります。
・花粉の飛散状況を把握して行動する
・飛散の多い時は外出を控え、外出する際にはマスク・メガネ・帽子を着用する
・窓や戸を閉めておく(換気にも気を付け、開窓は10cmにとどめる)
・花粉が付着しやすい毛織物などの衣類の使用は避ける
・帰宅時は家の中に花粉を持ち込まないように玄関前で衣服や髪をよく払い、洗顔・うがいをする。
・掃除を行う(花粉が舞うほうきやはたきの使用は避け、拭き掃除を基本とする)
・洗濯物は屋内に干す
スギ:2月~4月
ヒノキ:3月~5月
イネ科:5月~6月
ブタクサ属(キク科):8月~9月
カナムグラ(アサ科):9月~10月
花粉症の治療には薬物による対症療法があります。症状が出る前に治療を開始することで、症状をコントロールしやすくなりますので、早めの受診を心掛けましょう。現在は比較的眠気の少ない内服薬も開発されています。
また、対症療法の治療効果が乏しい場合、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法又は皮下免疫療法)によって症状が改善する可能性があります。必要に応じて医療機関やアレルギー専門医に御相談ください。
※鼻の症状には耳鼻いんこう科、目の症状には眼科の受診を推奨します。その他アレルギー科、内科、小児科でも診療が受けられます。
県ではアレルギー疾患に関する相談に応じるため、埼玉県アレルギー疾患医療拠点病院である埼玉医科大学病院内に相談室を設置しています。どうぞお気軽に御相談ください。
アレルギーポータルでは花粉症をはじめとしたアレルギー疾患の解説動画を公開しています。
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