ページ番号:215471

掲載日:2022年4月26日

ここから本文です。

定例記者会見の知事発言内容(4月26日)(テキスト版)※抜粋

お疲れ様でございます。

私の方から何点か御報告をさせていただきたいと思います。まず、原油価格・物価高騰等総合緊急対策への対応についてであります。国の「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」が近く決定される見込みと聞いておりますが、原油価格や物価の高騰等については、私自身もその動向を注視をしており、県といたしましても、幹部と関係8部長をメンバーとした「庁内対策会議」を新たに立ち上げたところでございます。第1回の打合せを4月8日、第2回目は同15日に開催をさせていただき、県として想定される施策等について検討を行いました。この会見の後に、第3回の打合せを行う予定でありますが、国からの情報も踏まえ、その内容を改めて精査をした上で、県としてなすべき事の整理をしっかりと行い、県の施策をできるだけ速やかに取りまとめていきたいと考えております。また、明日開催をいたします「強い経済の構築に向けた埼玉県戦略会議」におきましても、産官学金労の専門家の御意見を頂戴をすることを考えております。また、相談窓口や支援制度については、先ほど申し上げた第2回の打合せにおいて、早急に県のホームページに情報を集約化して掲載するよう指示をし、その日のうちに、つまり4月15日に取りまとめ、トップページから御確認をいただけるようにしてございます。相談窓口の一例を挙げると、例えばですけれども、事業者の方に対しては、商工会議所や商工会など県内88ヶ所の中小企業緊急相談窓口におきまして、原油・原材料価格高騰の影響を受けている県内中小企業・小規模事業者からの相談に対応しております。県民の皆様におかれましては、生活必需品の価格上昇に関する情報提供、あるいは相談を受け付け、さらには、生活にお困りの方の御相談に対応をさせていただいております。いずれも詳細は、埼玉県のホームページのトップの「注目情報」から御確認をいただけます。御相談の内容に応じて、それぞれの機関にお問い合わせをいただきたいと思います。

次ですけれども、ゴールデンウィークに向けて、県民の皆様にお願いであります。ゴールデンウィークに帰省や御友人・御家族でのお出かけや宿泊旅行など、計画をされている方も多いかと思います。県民の皆様には、すでにご協力をいただいているところではありますが、ゴールデンウィークを前に改めて、御自身や大切な人を守るために、「三つの密」の回避など、基本的な感染防止対策の徹底をお願いをいたします。まず、帰省や旅行等、都道府県をまたぐ移動をする際には、「三つの密」の回避を含め、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」等、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。移動先での、感染リスクの高い行動は控えていただきたいと思います。埼玉県では、移動するだけでそれが感染に繋がるとは考えておりませんが、移動先でのリスクの高い行動については、感染の拡大を招く恐れがありますので、お気をつけいただきたいと思います。二つ目は、少しでも体調がすぐれないと感じた場合には、楽しい旅行や、楽しみにしていたイベントであったとしても、外出をお控えいただくようお願いいたします。三つ目に御親戚や親しい御友人と久しぶりに会い、会話が弾むこともあろうかと思いますが、会話の際にはできる限り大声を控えていただき、また、必ずマスクを着用するようにしていただきたいと思います。なお、飲食店を利用する際には、「彩の国『新しい生活様式』安心宣言飲食店+(プラス)」、このステッカーのあるお店を必ず御利用いただくよう、安心安全な施設の利用をお願いいたします。繰り返しになりますが、御自身だけではなく、大切な方を守るため、「三つの密」の回避など、基本的な感染防止対策の徹底を改めてお願いを申し上げます。

次に、ゴールデンウィーク期間中の検査体制の強化であります。皆様の中には、ゴールデンウィーク期間中に旅行や帰省、イベント等に参加をされる方がおられると思います。その際にはぜひ、無料の検査を受けていただきたいと思います。特に、帰省をされるような場合には、地元で高齢の親族等を含めた多くの方との接触もあろうかと思われます。ぜひ出発前に検査を受けてください。県ではすでに600ヶ所を超える検査場がございますが、安心して旅行や帰省ができるよう、出発前に検査を受けられる拠点を3か所新たに設置をいたします。一つ目ですけれども、JR大宮駅西口1階の交番前、まさに駅前ですけれども、南部検査会場を開設します。こちらは4月28日から5月8日まで設置をいたします。二つ目になりますけれども、東部検査会場を南越谷のラクーンの中に設置をします。これは4月29日から5月8日まで、どちらも主要な駅や駅前施設の中にございますので、気軽にお立ち寄りをいただきたいと思います。そして三つ目ですけれども、所沢市の所沢保健所の跡地、旧所沢保健所の跡地に「新型コロナ検査センター けやき台会場」を開設します。こちらは4月26日から6月の30日までという長期ですが、こちらの方では、自家用車での御来場にも対応ができるよう、駐車場も準備をし、また、抗原定性検査だけではなく、PCR検査も行っておりますので御利用いただきたいと思います。御家族や愛する方を守るためにも、この取組みに御協力をお願いをいたします。出かける前には検査をしてください。

次に、ゴールデンウィーク期間中の発熱時における医療提供体制であります。ゴールデンウィーク中は、発熱患者等の外来診療や検査を行う診療・検査医療機関を含む、多くの医療機関が休診、お休みとなります。そこで県では、ゴールデンウィーク中の診療や検査を、営業している診療・検査医療機関にお願いし、御協力をいただける医療機関については、県ホームページの「診療・検査医療機関検索システム」において、ゴールデンウィーク中の診療日や、あるいは診療時間などを表示しております。発熱等の症状がある場合には、この「診療・検査医療機関検索システム」で、最寄りの診療・検査医療機関を探して受診してください。また、御協力いただける医療機関が少ない日は、特別に診療や検査を引き受けていただけるよう、特定の医療機関にお願いもしてございます。受診できる診療・検査医療機関が見つからない場合には、「埼玉県受診・相談センター」または「新型コロナウイルス感染症県民サポートセンター」にお問い合わせをいただければ、受診可能なところを御案内させていただきます。通常は直接診療・検査医療機関ですけれども、今回はこういったゴールデンウィーク期間中は併用しておりますので、見つからない場合は電話をしてみてください。なお、インターネットが使えない場合も、これらの相談窓口に電話をしていただければと思います。相談窓口は、ゴールデンウィーク中も休まずに稼働いたします。県民の皆様には、基本的な感染防止対策を徹底をいただくとともに、ゴールデンウィーク中も安心してお過ごしいただけるような体制を構築いたします。

次に、発熱時以外の電話相談窓口であります。コロナに関する外国人の方からの御相談や、急な病気やけがに対する御相談、緊急的な精神医療の御相談を、それぞれこちらに御覧のダイヤルで受け付けております。児童虐待については児童相談所虐待対応ダイヤル、あるいは児童虐待のみならず、高齢者や障害者の虐待については埼玉県虐待通報ダイヤルで受け付けております。いずれも24時間対応となります。また、性暴力・性犯罪被害者の総合的な支援に関する御相談や、ドメスティック・バイオレンスに関する御相談、思いがけない妊娠に関する御相談、自殺予防に関するこころの健康の御相談、いじめ、不登校、学校生活や友人関係の悩み等に関する御相談も、これらの電話番号で受け付けております。その他、生活にお困りの方や、県内の中小企業等の皆さまへの支援に関する御相談もそれぞれ受け付けております。これらのゴールデンウィーク中の相談窓口につきましては、本日より県のホームページのトップ画面からワンクリックで御覧をいただけるようになりますので、御利用をいただきたいと思います。

私からは以上です。

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?